第49話
野宿隊
ゼンサイド
討伐隊のクレハ・リョウとわかれた俺たちは野宿場所探して歩いていた。
「やっぱ水辺か?」
「海辺でもよくって?」
「どちらもいいが今回は水辺だな。この島がどのくらい広いかわからないから」
「んじゃ、川や湖の付近を野宿場所を探すんだな」
「私は個人的に湖がいいですわね」
ドカーン
ウギャー
鬼畜ー
「……」
「……」
「やっているなー」
あはは、爆発音と討伐隊にやられているやつらの悲鳴らしき叫び声がよく聞き取れるな。
イヤーー
ヒーー
ドカーン
あははは
「水音が聞こえん。帰ってきたら静かに殺すよう注意しなければ」
「これをマイペースと言うのかしら」
「?」
レイはこの悲鳴の中で野宿場所を探していた。さすがです。そして、字が違う!
あれ?なんか光ってるところがある。行ってみるか。
「レイ、エレラ、見つけたぞ」
「そうか」
「どこですの」
◇◆◇◆
湖
俺は湖を発見して二人を呼び寄せた。
「水も飲める。ここにしよう」
「やりましたわ。ゼン」
「よし、食べ物集めるか。エレラは薪を集めてくれ」
「わかりましたわ」
「レイ、お前トラップ作れるか?」
「作れる」
「なら頼む。また、食べれるのあったらとってきてくれ」
「わかった」
「俺は狩をしてくる」
◆◇◆◇
レイサイド
野宿場所が決まってひと安心だ。
「さて、どういうトラップにするか?」
魔方陣系統でそこらじゅうに巡らす。
内容はナイトメアや爆弾、転移(服だけとかサモーのもとへ)などなど。
「クレハよりはましか」
あいつならもっと鬼畜でえげつないトラップ内容を考えそうだ。
さてと、戻るとするか。




