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人間をやめた転生ライフ  作者: 暁のネコ
48/53

第48話

討伐隊チーム


「んで?どうするわけ?」

「ちっちっちっ、私はそんなに無計画ではないぞ。遼くん」


わたしはそう言いながら鞄からある秘密兵器をだそうとあさるが……


「あれ?」

「……」

「あれれ?」

「……」

「なーいー」

「おい」


◇◆◇◆


「カナタ先生それは何ですか?」

「ん、これか。ある生徒から没収した魔具ですよ」

「そうですか」

「いやー、これのおかげで色々らくですわ。あははは」

「……」


◆◇◆◇


「予備も作っておいて良かった」


もう、持ち物チェックなんてされるとは思わなかった。


「で、紅葉。それは何?」

「ふふん、聞いてありがたく思いなさい」

「驚きなさいじゃないんだ」

「これは位置特定機なのだ」

「おおー。これは確かにありがたい」

「昨日の集会で魔力も覚えさせたからすぐ使えるよ」

「頭の使いようか」

「お、すぐ近くに反応あり」

「よし、潰しに行くか」


◆◇◆◇


「氷狼」

「ダークスネーク」

「く、首が」

「きゃー」

「い、痛い」

「死なないけど痛覚はあるよね」

「あー、もっと踏んで下さーい」

「あー、早く向こうへ逝きやがれ」

「字がじゃっかん違う」

「あん」


「ふー」


なんか変態がまじってるよ。


「クレハ様、いや女王様、僕らも踏んで下さーい」


変態がまた来た。しかも大量に。


「……」

キラキラ

「……」

キラキラ

「……」

「氷龍」

「「「「「「あーーー」」」」」」



「今日はこんな感じでいいだろう」

「あいよ」

「あとどんくらい」

「あと4つね。ついでに食料調達してく?」

「レイたちだからいらないと思うけど薬草あたりはしてこう」

「あいさー」


◆◇◆◇


「なー、なんか変なの転移してないか」

「私は疲れているのかしら?ハートマークの目なんてみるなんて」

「あん。女王様」

「クレハ様ー」

「あー、クレハも大変だな。変態にあたって」

「ええ。さすがに変態に出会ったことには同情してしまいますわ]

「なんか変な話になってるのぉ」

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