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第13話 新たな脅威の影


王都決戦の余韻がまだ残る中、

カイル・ヴェルグレン、ライナ・セリス、

カイ・ローデルの三人は、城外の森を進んでいた。


「平和……とは程遠いな」

カイルは呟き、剣を握り直す。

「決戦は勝ったけど、世界はまだ混沌の中だ」


ライナは険しい表情で前を見据える。

「王都の上層部は壊滅したが、

残党や新たな勢力が動き出すはず」


カイは腕を組み、森の影を警戒する。

「気を抜けば、すぐに襲撃される」

三人は慎重に歩を進める。


森の奥で、突然、黒い霧が立ち込めた。

空気は重く、異様な静寂が広がる。

「……何だ、この気配は」

カイルの胸に不安が走る。


霧の中から現れたのは、異形の魔獣だった。

体長は六メートルを超え、漆黒の鱗に覆われる。

鋭い牙と爪が、暗闇の中で光る。


「来たな……新たな脅威」

ライナは魔法の杖を握り、火球を放つ。

魔獣は素早く回避し、三人に向かって突進する。


カイルは剣を構え、蒼光の力を剣に宿す。

「俺たちは……絶対に倒す!」

少年の叫びと共に、戦いが始まる。


戦闘は激烈を極める。

魔獣の攻撃は容赦なく、足元の地面が崩れる。

カイは盾となり、少年とライナを守る。


ライナは火球と氷の刃を交互に放ち、

魔獣の動きを封じようとする。

「まだだ……集中!」

カイルは恐怖を力に変え、剣を振るう。


魔獣は予想以上に強靭で、何度も攻撃を跳ね返す。

少年は何度も吹き飛ばされるが、仲間が支える。

「負けるな……俺たちはここで諦めない!」


連携と戦術が試される。

カイが魔獣の注意を引き、ライナが魔法で隙を作る。

カイルは一撃一撃を全力で叩き込み、徐々に魔獣を追い詰める。


戦いの最中、魔獣の咆哮に合わせ、黒い影が現れる。

新たな敵――人間の戦士たちだ。

「奴らも敵か……!」

少年の胸に緊張が走る。


敵の戦士たちは熟練の戦闘技術を持ち、

魔獣との連携も完璧だ。

三人は戦いの中で判断力と連携を駆使し、

敵と魔獣を同時に相手にする。


戦闘は長期戦となり、三人の体力は限界に近づく。

「もう一息……!」

カイルは蒼光の剣に最後の力を宿す。


魔獣に集中攻撃を仕掛け、ライナの魔法が追撃する。

カイの盾が少年と魔法使いを守り、

ついに魔獣は力尽き、倒れ込む。


敵の戦士たちも動揺し、撤退を余儀なくされる。

勝利の余韻が森に広がるが、安堵は一瞬に過ぎない。


「これで終わりではない……」

ライナは冷静に戦況を確認する。

「新たな脅威は確実に迫っている」


カイルは息を荒くしながらも、剣を握り直す。

「どんな敵でも……俺たちは戦う」

少年の決意は、仲間と共にさらに固くなる。


夜、森の高台で三人は焚き火を囲む。

「王都の戦いの後も、世界は危険で満ちている」

ライナが静かに告げる。


カイルは星空を見上げ、誓う。

「新たな脅威が現れても……

俺たちは立ち向かう」


運命の歯車は回り続ける。

新たな試練、仲間、そして陰謀――

少年たちの旅は、再び厳しい戦いへと誘われる。


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