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大罪の魔女の悠々自適な追放生活  作者: 大熊猫ノ助


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07 村人が戻ってくるまであと数時間

ごきげんよう、インサニアでございます。

まさか数話出番がないとは思いませんでしたわ。わたくし一応主人公だったと思うのですが?

まぁ、いいですわ。とりあえず向こうの時間で10か月ぐらい過ぎたころですわね。

こちらでいえば20時間。村に着いた時間が15時頃でしたので、現在翌日の11時でございます。

整地作業が終わり、とりあえずわたくしの屋敷を建て終わりましたわ。野宿は嫌ですからね、森側を一部開拓してから大きな柵を建て、その内側にわたくしのつつましいお屋敷を用意しましたわ。

実家に比べたら慎ましい程度なので村人には文句を言われかねないかもしれませんわね。

でも村人たちの村の家が建つようにスペースは空けてありますので怒らないでいただきたいところですわ。


「何を作り始めたんだ?」

「村人のお家ですわー。どうです、かわいいでしょう!」

森を開拓した際に切り出した木材を使ってミニチュアの家をいくつも作成しましたの。みんな間取りやデザインが違いますのよ。

ドールハウスとしても使えますが、わたくしの魔法を使えばこの家がそのまま村人の家にできますのよ。

ふふ、大きくしたり小さくしたりする魔法は便利ですわね。

「私はこの家がいいな。なかなか立派な書斎があるじゃないか」

「でしょ、でしょ?書斎ですので火事が心配なので、魔石による温熱で火を使わない仕様にしていますのよ」

「猶更この家が欲しいぞ!」

ヴィア様はテンション高めに書斎の大きな家を手にはしゃいでいる。


このヴィラ様は司祭でちょっとえらい方だったそうですけど、わたくしにとってはただの同士なんですのよね。

わたくしが追放ですんだのも、実はヴィラ様のお陰でもあったりします。

あと悪友も関係していますけど、それはまたいずれ。

ヴィラ様は追放じゃなく勝手に辞職してきたそうですが、大丈夫なのでしょうか。教会で書類仕事をメインにしていたそうですけど、ヴィラ様の処理速度を考えると、残された方々……健闘を祈りますわ。


「しかし、サニアの用意する家に慣れてしまうと王都に戻る気がしないな」

「まぁ自分の欲しい!を詰め込んでいますので、王都の昔ながらのお屋敷はいまいちかも知れませんわね。

でもヴィラ様のお家も大きな書斎があって素敵でしたわよ」

教会から少し離れた場所にある落ち着いた小さな屋敷。その半分は本に埋め尽くされていましたわね。

本がいーっぱいあったから同士の作った本を隠すのに向いていたんですけど、見つかった原因もその書斎なので何とも言えませんわね。

まぁ、この村だったら何書いても隠す必要が無いのでむしろこの村はユートピアですわね。

ああ、ゆっくり読書するなら良い椅子も必要ですわね。

わたくしも元を作ることはできますけど、それをより良くするのはやはり本職やそちらに興味がある人なんですのよね。

自給自足の村ですし、そういった制作が得意な方がいるといいですわね。

ぜひ腕を振るっていただきたいものですわね。


「さて、あと数時間で戻ってくるはずですので、皆様の家を作っておきましょうかね」

「じゃあ、今度こそ私は森に行って肉を狩ってくるぞ!」

「ええ、行ってらっしゃいませ」


結局昨日は何も捕れずに帰ってきたのですわ。

今回も期待するだけ無駄でしょうね。……この村で何か特産になるような食材も考えないといけませんわね。

冬が来たら植物育ちませんもの。村長さんにでもあとで何か聞いてみましょう。

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