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君たちはワルイコです  作者: H.R
3回戦
29/47

番外編(ココロのノート) 遠藤 峰

私の人生は、幼い頃からお姉様に捧げてきた。自分の趣味も時間も何もかも、お姉様に捧げてきた。


私には1つ上のお姉様が居た。名前は遠藤 心。私はお姉様が大好きだった。お姉様は私の事を愛していてくれた。私だけを見ていてくれた。

それなのに…あの日からお姉様は……変わってしまった…。



小さい頃。私は両親を殺した。悪いとは思わなかった。宗教なんかにのめり込んで、私たちの相手をしなかったのだから、死んで当然だ。

……それでも、友達は離れて行った。私は正しいことをしたはずなのに…。

私の味方は、最初からお姉様だけだった。お姉様は殺人の幇助に証拠隠滅、虚偽の証言など、何でもしてくれた。


「みねは私の自慢の妹だからね。お姉ちゃんが守ってあげるよ!」

「お姉様……ありがとうございます。」


そうして私たちは、両親をダメにした宗教である〖七音教〗を壊滅させるために七音教信者を殺して回って過ごしていた。


そんなある日…、私にとって味方でもあり敵でもある存在と出会ってしまった。


「お前たちも七音教を滅ぼそうとしてるのか。なら、俺たちと協力しないか?」

「私たちからもお願いします。あなた方お2人の噂はこちらの界隈でもよく聞いています。」

「そうか。それで、名前はなんて言うんだ?」

「私が遠藤 心で、こっちが妹の遠藤 峰です。」

「遠藤姉妹か。いいぜ、契約結ぼうじゃないか。」


私のお姉様が…私だけのお姉様が…こんな2人に取られてしまった。

私は許せなかった。今すぐにでも殺したかった。でも、殺したらお姉様を悲しませてしまう。だから私は、この感情を閉まっておくことにした……




チャンスを伺い続けて何年も経ち…デスゲームという絶好のチャンスが訪れた。

しかも今は私と陰キャ女とクソ女2号しかいない。クソ女を殺すチャンスだと思った。もし疑われても、陰キャ女が殺ったと言えばいい。私は行動に移すことにした。



……失敗した。まさか、陰キャ女が刺してくるとは思わなかった。



…意識が……遠のいて行く………お姉様……わがままな妹で…ごめんなさい………



「お姉様……今まで…………ありがとう……」

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