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君たちはワルイコです  作者: H.R
2回目の話し合い
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番外編(ココロのノート) 鈴谷守 江南

私は鈴谷守 江南。いたって普通の女子学生だ。小学校も、中学校も、何も無く過ごしてきた。全く楽しくもない、ハラハラもしない、そんな人生を歩んできた。


高校1年生の時、この人生に飽き飽きしていた私は、コンビニで万引きをした。バレるかバレないかのスリルが堪らなく、人生で初めてワクワクした。

でも、回数を重ねる度につまらなくなってきた。全然バレない。これじゃあなんも意味が無い。



高校2年生になって時間が流れ、文化祭の日。私はいつも通りつまらない日常をつまらない友人と過ごしていた。そんな時…


「えな先輩ですよね。面白いことがあるので来ませんか?」


後輩が話しかけてきた。私は面白いことという言葉に釣られてついて行く。気がつくと気を失っていて……



目が覚めると周りには19人の女子学生がいた。しばらく経つとカレンという女が入ってきて、今からデスゲームが始まると言っていた。


「デスゲーム…。めちゃくちゃ楽しそうじゃんか!ワクワクする。」


そんなことを心で思いながら、私はしばらく周りの人物を観察することにした。


……でも、周りの人物はみな、かなり主人公らしい秘密を持っていた。それに比べて私は万引き…。


「私も…主人公になりたい。」


そんなことを思っていたのに。気がつけば私が追放される流れになっていた。


「嫌だ嫌だ。せっかくのチャンスが終わってしまう。死ぬまでモブキャラは嫌だ。私は…主人公になるんだ……!」


私はポケットに入れていたサバイバルナイフを手に持ち、私と同じモブキャラに見える女を刺しに行った。

何回も…何回も…その女のことを刺す。後ろから何かが飛んでくる音がする。最後のあがきに誰かを殺し、そのまま殺されるなんて……昔見た漫画のことを思い出す。その主人公も、今の私と同じ状況だった。

後ろの音がどんどん大きくなる。もうすぐだ…もうすぐで……私は今…最高に主人公だ…………

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