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ep52

陽子は陽子で受験勉強に余念がなく、麻相のパーテーションへ来る事は無くなった。

麻相も冬休みの宿題に取り組み、苦闘の時間を過ごしていた。

麻相の制服の問題は結論が出た。

教師が親交のあるOBに連絡を入れて事情を話してくれた。

そのOBは制服の無償譲渡を快諾してくれたので近日中に届けると連絡があった。

サイズは若干太目とのことだったが無いよりましと麻相も受け入れた。

教科書の問題は厄介だった。

学校の倉庫に余剰分が保管されていたはずだと教師は言っていた。

未だに青田市への立ち入りが出来ないので全教科が揃っているのか確認できない。

避難解除を受けてからになるのか新学期準備で教師が先乗りできるのか不透明。

立ち入りが可能になり次第に確認すると言っていた。

出版元に確認したところ新年度向けの改訂版ならば準備できるが旧版は在庫なしとの返事だった。

ややもすると改訂版を手に三学期の授業を受けることになる。

改訂個所があっても読み飛ばすしかないと教師から説明を受けた。

白根町四丁目の爆破事件は周知のこととなった。

先日の説明会から数日は住民間の口コミとネットへの書き込みだけだった。

現場の画像が証拠として提示されないために嘘、デタラメとネット民から揶揄された。

テレビなどマスコミはその時点でも取り上げなかったので四丁目住民からも不審の声が上がっていた。

そんな不審の声に応えるかようにテレビニュースで取り上げられたのは住民説明会から数日後だった。

警察当局からの提供映像として惨状が公開された。

白根町四丁目住民ではない者は初見であるためその画像に言葉を失った。

紛争地域とも受け取れる画像にはAIによるフェイクではないかとの声も出た。

ニュースショウとはいえMCと解説員の真面目な口調がそんな雑音をかき消した。

MCの横に座った解説員が気になる事を言っていた。

あのクレーターが爆発が出来たたとして、瓦礫はどこに行ったのか?と。

爆発とは一点から空気が膨張していくのだから建物の残骸が飛び散っているはず。

それが全くない。

紛争地域の住宅街に着弾したミサイル爆発の画像を例示しながらの解説だった。

警察が公開した画像は加工がされているのか、撮影前に誰かが片付けたのか。

特殊爆弾と言っているがきれいさっぱり消滅させる爆弾は存在しない。

たとえ小型の核爆弾を用いてもこんな状態にはならないと疑問を呈いていた。

解説員の横に陣取るTV映えする弁護士が現実的な話を持ち出した。

十五戸の住民の生活再建は非常に厳しい。

この場所にふたたび居住するならば自宅再建はほぼ自腹になること。

ローン弁済中ならば二重ローンを組むしかなく、それが無理ならば転居も選択に入る。

いずれにしても被害に遭った家族の負担は計り知れない。

一刻も早く暴動を起こしたグループ全員を逮捕し事件の全容を明らかにする必要がある。

その上で責任の所在を明らかにし罪を償わせるのは当然。

ただし道義的にも心情的にもそれで済ませられるものではない。

暴動を起こしたグループは非難してもしきれない。

日本の歴史に汚点を残したと言葉の限りを尽くして断罪した。

ありきたりの発言だったがテレビを見ていた避難民の溜飲を下げるには十分だった。

白根町四丁目の被災者にはわだかまりが残るものだった。

必要以上に踏み込んだ発言がなかったのは誰かから口止めされていたとも受け取れた。

時おり過激な発言で物議をかもすこの弁護士にしては大人しいものだった。

冬休みに入ったのかは入らないのか区切りがはっきりしないままに日にちだけが過ぎていった。

教室から子供たちの騒ぎ声が聞こえず、校舎への入り口が閉鎖された。

空き教室が使えない期間に入った。

冬休みに入ったと感じるしかなかった。

そんな中でもクリスマスはやってくる。

明日はイブ、避難所のいる人たちも心なしか浮足立っていた。

浮き足だつ人たちを尻目に中三と高三はそれぞれのパーテーションに引き籠り勉強に励んでいた。

避難所内は静粛を求められていたが歯止めが効かないのが乳幼児と小学校低学年。

散発的に騒ぎが起きてすぐに鎮静化する場合もあれば長引くこともあった。

暖房機の音、大人の立ち話、スリッパの音、喧騒が途切れない中での勉強は集中が必要だった。

麻相は陽子のアドバイスを胸に数学の問題集にも挑んでいた。

ところどころで躓きつつも簡易な問題の正答率は確実に上がっていた。

そこへ池口市の職員が麻相を呼びに来た。

職員に連れられて体育館から出ていく麻相。

偶々トイレに立っていた陽子はその後ろ姿だけを見ていた。

用を足しながらも超難問の解が頭を占めていた。

そのために気が回らず、白根町四丁目に絡んだ連絡だと軽く捉えていた。

超難問が脳内を支配していたために陽子は苦悶と苦悶し続け、

麻相がいつ帰ってきたのかも分からないほどだった。

気が付いたらいつもの場所から麻相の気を感じたので安心していた。

日が変わりクリスマス・イブ。

父親が帰ってくる時刻が近付いていた。

森本家では父親が職場近くの有名パティシエの店からケーキを買って来るのが恒例だった。

一昨年までは4号のホールケーキを四等分していた。

昨年からは兄が大学の寮生活に入ったためホールケーキは食べきれない。

昨年からはショートケーキ三個に変わっていた。

昨年は三種類のショートケーキを選ぶために三人がジャンケンで決める珍事に発展した。

お互いの嗜好が分かっているだけに父親が争奪戦になるを予想して選んできたからだ。

今晩はどんなケーキを父親が選んでくるのか期待していた。

意表を突いて同じケーキを買って来て肩透かしを食らわせるとさえ予想できた。

待つ側としては愉しみだった。

夕食は先に済ませるようにと父親からラインが届いた。

配給食を手早く済ませると父親を待ち構えた。

ポットに熱湯の準備し、インスタントコーヒーと紙コップも揃えて万全にしておいた。

しばらくして父親は紙袋を片手に帰着した。

陽子と母親は我先にと紙袋から箱を持ち上げた。

箱のサイズを見て二人とも絶句した。

どう見ても4号サイズのケーキが収まる箱だった。

「間違えたでしょ。」

母親が開口一番、父親を責めた。

「わあ~、まっ、ちっ、が、えたあ~」

陽子も尻馬に乗って囃し立てた。

責め立てる二人に父親は表情を変えなかった。

ブリーフケースをパーテーション内に置くとそのまま立ち去った。

父親の意外な行動に二人とも戸惑った。

呆気に取られて呼び止めることも出来ずにただそれを見ていた。

「怒らせちゃった?」

陽子は慌てた。

この程度の事で立腹したことは無いのだから意外すぎた。

「会社で嫌なことでもあったのかな。」

母親は想定内とでも言いたげだったが思案顔になっていた。

それだけ父親の行動は奇異に満ちていた。

ほどなくして父親が帰ってきた。

その後ろからは麻相が着いてきていた。

麻相の姿を見て陽子は言葉を無くした。

「ええ~っ!?」

母親は声を上げた。

父親が麻相を連れてくることが奇怪すぎた。

何か悪い事の前触れではないかとさえ思えた。

「包丁はあるよな?」

父親はコートを脱ぐと折り畳みつつパーテーションの中に入ってきた。

段ボールベッドの上にコート、その上から着ていたジャケットを積み上げた。

麻相はパーテーションの外で手持無沙汰に立っていた。

「入っておいでよ。」

ネクタイを緩めつつ麻相を手招きした。

白い箱を三人で囲み外の麻相に視線が注がれた。

呆然と立ち尽くしたまま目が泳いでいた。

「いいからさ。」

再度手招きをする父親に対し麻相は軽く頭を下げた。

「おじゃまします。」

遠慮がちにパーテーションをくぐると入り口近くに座った。

「ちょっとミスっちゃってさ。間違えてホールのケーキを買ってしまったんだ。

ちょっとね、これ、3人では食べきれないんだ。一緒に食べない?」

父親の弁解を聞いてか聞かずか麻相は白い箱を注視したままだった。

陽子も母親もどう声を掛けてよいのか分からなかった。

父親は本当に間違えてしまったのか、それとも何か考えがあってのことなのか。

麻相を嫌っていると捉えていただけに二人には理解し難いことだった。

「いいんですか?俺で?」

陽子に気を遣ったとも受け取れたが、この父親に関してはそこまでの繊細さはない。

別の意図があってのことだと陽子は勘繰った。

父親の脳裏を覗けばわかるのだが動揺してしまいそれが出来ずにいた。

「いいんだ。気にしない。陽子、箱から出して。」

「包丁はこれね。お皿は紙ので。コーヒーは淹れるから」

母親は皿と紙コップとさらにひとつずつ並べてスティックコーヒーを投入した。

陽子が慎重な手つきで箱の口からトレーごとケーキを引き出した。

真っ白な円筒形のホールケーキが現れた。

「えっつ!?」

スパチュラの痕が残る生クリームの塊に陽子は絶句した。

昨年の派手な装飾とは真逆、あまりに殺風景なケーキだった。

絶句した陽子を父親は愉快そうに眺めていた。

麻相は前かがみになってケーキを眺めていた。

デコレーションのない白い物体はどこから包丁を入れてもよさそうだった。

逆にそれが陽子に第一刀を躊躇させた。

「崩れたらごめんなさい。」

断わりを入れると陽子はケーキの中心に刃先をあてがいゆっくりと引いた。

音も無く刃が入るとそのまま下へ引き下ろされた。

引き抜いた包丁にはそこそこに生クリームが付いていた。

陽子はその包丁を見て思案顔になっていた。

きれいな断面にするには逐一クリームを拭きる方がよい。

それにはキッチンペーパーが最適はなのだがここには無かった。

「そのまま切りなさい。」

母親が陽子の心情を察して続けるように言った。

「きれいに切れなくても文句を言う人はいないでしょ。」

「んん~、でもなあ~」

父親は不満そうだったがこの状況では普段通りとはいかない。

母親の言う通りに陽子は意を決してケーキカットを続けた。

用意した紙の皿にワンピースずつ横倒しで載せていく。

スポンジと橙、緑、赤とフルーツの色取りも鮮やかな層を成している。

そこに擦り付けられたように生クリームがうっすらと被っていた。

陽子も母親も殺風景な外観とは真逆の断面に目を見張った。

麻相はその一部始終を飽きもせずに注視し続けていた。

目の前に出された紙の皿の上、カラフルな断面を口を半開きにしたまま見ていた。

「どうしたの?初めて見るみたい。」

陽子はからかい気味に声を掛けた。

「丸のまんまのケーキ、初めてです。切り分けてから渡されるのも初めて。」

麻相は感慨深げにケーキを眺めつづけた。

失言だったかと陽子は思った。

母親は麻相の家庭事情を思い返していた。

父親は悲し気な目で麻相をみていた。

全員にケーキとコーヒーが行き渡りフォークも添えられた。

「さ、食べよう。メリークリスマス。」

「メリークリスマス。」

父親が唱えると二人が唱和した。

「メ、メリー、クリス、マス。」

麻相は戸惑ったようにその言葉を唱えた。

皆が一口ずつ頬張るとそれぞれが感嘆のため息を漏らした。

麻相は一口を放り込み噛み締めて目を見張り咀嚼を繰り返した。

「んま~!」

思わず漏れた麻相の感想に三人は顔をほころばせた。

慎重に一口サイズにフォークで切り分けるとそれを見つめる麻相。

一口ずつとじっくりと味わう様は見ている側にも満足感を与えるものだった。

森本家にとってはおなじみの味だった。

麻相にとっては初めての味覚であり、デザイン性のあるケーキを見るのも初めてだった。

「クリスマスにはケーキを食べるでしょ?」

父親は無遠慮に聞いてきた。

「家政婦さんが買って来たケーキが冷蔵庫に入れてありました。

こんなおいしいケーキじゃないです。これ、マジで、おいしいい。」

皿にこびりついたクリームをフォークでかき集めて口に運んでいた。

形式的なクリスマスはあっても一家団欒のクリスマスは麻相にはない。

聞き及んでいた事とはいえその境遇に母親は同情せずにはいられなかった。

ケーキを平らげインスタントコーヒーを美味そうに飲み干した。

感慨深げに紙の皿を見つめ続けていた。

父親は退社後にケーキ店の行列に並んだこと、このケーキを選んだ理由を三人に聞かせた。

父親の口ぶりではたいした労でもないが母親はねぎらいの言葉を掛けた。

麻相は感謝の言葉を何度も繰り返し森本家のパーテーションを後にした。

陽子は麻相の後を追うように着いて行った。

「ごめんなさい。父さんが間違えたせいで麻相君に来てもらうことになって。」

心の底から詫びてはいなかった。

ケーキを食べられて満足そうだったからウィンウィンだと陽子は思った。

「おいしいケーキを食べさせてもらえた。

こんなにクリスマスがうれしいと思ったことはない。あ、今日はイブだった、けど。」

麻相は心の底から喜んでいた。

それを知って陽子も嬉しくなった。

父親らしくないミスが気になった。

昨年、兄が不在ではホールケーキは無理だとあれほど言い聞かせてショートケーキになった経緯がある。

それをすっぱり忘れたかの如くの行いに陽子は不信感を抱いた。

麻相のパーテーションに着くと段ボールベッドの上の問題集を見やった。

それなりにページが進んでいることから順調に進んでいると安心した。

「分からないところはない?」

その問いかけにひと呼吸おいて麻相は頷くだけだった。

その反応が気になった。

おいしいものを食べた感慨はいきなり消え去り現実に引き戻されたのだと陽子は思った。

麻相の心の中にモヤモヤしたものを感じ取った。

ブロックしているためそれが何かまでは覗き見る事ができなかった。

パーテーションに潜り込んだ麻相が問題集に取り掛かろうとしていた。

特段の用事はないとの振る舞いだと陽子は推察した。

「それじゃ、共通、がんばろう。」

励ましの言葉を掛けてそこから離れようとした時だった。

「共通はね。」

諦めきったかのような声が聞こえてきた。

「えっ?」

強烈な違和感を覚えた陽子は踵を返した。

麻相は顔を背け陽子と目を合わそうとはしなかった。

「二次は受けないよ。」

その言葉に陽子は言葉を失った。

「共通もどうなるか、受けられないかもしれない。」

何が起きたのかと陽子は気を集中した。

麻相は顔をそむけ問題集に視線を落としたままだった。

「どおしたのお?」

陽子は極力、優し気に語り掛けた。

陽子はパーテーションの前でかがみこみ麻相の横顔を見つめていた。

麻相からの気を感じ取れてはいたが何を考えているのか伺い知ることも出来なかった。

そのままどれだけ時間が過ぎたのか分からない。

異様に長く感じた。

麻相は自分に言い聞かせるように口を開いた。

「親父、お袋が行方不明になった。」

「えっ?どうして・・・・いったい・・・・」

いきなりのことで陽子は言葉に詰まった。

「昨日、大使館だか領事館だのから連絡があった。出国予定日を過ぎても出国してない。

滞在先のホテル、立ち寄り先に確認したらしいけど音信不通、行方不明。

事件に巻き込まれたらしい。そっから一週間、多分、ダメだろ。」

淡々と語る麻相に陽子は掛ける言葉も無かった。

「親の収入が無くなる。大学なんて行ってられない。」

感情のこもらない声音だったが逆にそれが怖かった。

このことが原因で心を閉ざした、完全にブロックされたのだと陽子は悟った。

「あ、でも、ね、学資保険とか奨学金制度とかあるじゃない。」

陽子は気休めともとれることを言ったが麻相の顔から表情が消えていた。

「もうたくさんだよ。」

抑揚のない平坦な口ぶりだった。

心の底から怒っているにもかかわらず冷めきっている。

仕事にかまけて実子を放置し続けた親への反発、反感が入り混じっていると陽子は推察した。

ここに至っても麻相の本心を、脳裏を覗くことができない。

どんな言葉を掛けてよいかわからず陽子は途方に暮れていた。

「問題集を解いているのは暇つぶしになるから。」

力なく言い放つと麻相は問題を解き始めた。

表情のない麻相の横顔を陽子は茫然と眺めていた。

「じゃ、じゃあまたあとでね。お風呂の時に呼びに来るから。」

麻相から返事はなかった。

それ以上に掛ける言葉が思い浮かばず陽子は一旦戻る事にした。

森本家のパーテーションに戻ると母親がいの一番に口を開いた。

麻相の両親が外国で行方不明であると。

今さっき聞いてきたばかりの話を母親が知っていることに驚いた。

母親は父親から聞かされたと言った。

父親が立ち聞きしていたとは思えずそのような気配もなかった。

父親は食事中だった。

陽子の顔色を伺いながら母親に話しただろうことを父親は繰り返した。

父親の会社には海外事業部があり穀物の輸入を手掛けている。

その海外事業部からもの情報だと父親は前置きした。

麻相の親が輸入商であることを知り社内の伝手(つて)を頼って調べていた。

麻相の父親の会社とは直接の取引はないが在留邦人同志の繋がりはある。

現地では邦人同志が情報交換をするので現地駐在員とも面識があったという。

そこへ邦人遭難の知らせが届いた。

邦人遭難の際には外部の者であろうとも本社へ{お伺いメール}を出す内部規則がある。

現地の治安状態を知る手がかりになり現地駐在員の安全確保のための判断材料にするためだった。

その一報には誘拐事件、被害者は【Mr. and Mrs. Hideshi Asou】とあった。

海外事業部の伝手(つて)からの知らせで陽子の父親が知る事となった。

詳細は不明だが商談の為に治安の悪い地域へ入り込んだのは間違いない。

以後の足取りは途絶えたまま一週間が経過している。

領事館あてに犯人からの声明も要求も届いていない。

地域が地域だけに一度事件に巻き込まれれば助からないとの報告を受けたと父親は語った。

その口ぶりは他人事のようではあったが最後には深くため息をついた。

クリスマスケーキに込められた想いを陽子はそこで知った。

「普段通り。変に気を遣うな。

気を遣うと麻相君が逆に気を回して遠慮する。俺たちは今までどおりでいい。」

父親はそう言いつつ夕食を終えた。

変に気を遣ったのは父親ではないかと陽子は指摘したかった。

この後の車中では気まずい雰囲気で過ごすことになるのを陽子は憂いていた。

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