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許嫁=猫…ではない  作者: 東音


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りんごの色仕掛け?


ラウンド8のテニスコートに入って来たりんごは、半袖ポロシャツにミニスカートというテニスルックがよく似合っていて、ここにりんごを誘った俺、よくやった!とガッツポーズを取りたい気持ちでいっぱいだった。


「さあ!浩史郎先輩、勝負ですよ!!」


ブンブンっ!


そんな邪な気持ちいっぱいの俺に対し、りんごは気合い満々でラケットを振り回した。


何故か夕飯をどちらが作るかテニス勝負をすることになってしまい、負けず嫌いのりんごは、俺に対して闘志を燃やしてくるのだが…。


「ああ。勝負するのはいいけど、少し練習させてくれよ。あと、俺から誘っといてなんだけど、ここ、コートの広さもネットの高さも規定のと違うから、今日は体慣らし程度な?」


「ああ。そう言えばここのコート確かに狭いですね。分かりました。今日は練習前の体慣らしという事ですね。」


「ああ。そういう事だ。」


俺は、肩の力を抜かせる為にそう言うと、テニスコートを見回して頷いているりんごに笑顔を向けた。


あんまり全力でやられてもいい雰囲気にならないからな。


温泉卓球のテニス版みたいなゆる〜い打ち合いにできればと俺は期待していたのだが…。


         ✽


「ハァッ…!」

パァンッ!


「おっ。(結構サーブ正確に入れてくるな…。)よっ。」

パァンッ!


「ふぬっ!」

バシッ!


「おおっ。(バックもちゃんと返せるじゃねーか。少しやってたってのは本当みたいだな。まだ初心者だけど、運動センスがあるから、すぐ伸びそうな…。)ホレッ!」


バシィッ!


「ああっ…!」


少し強めの球を打つと、りんごは返球できず、悔しそうにしていた。


「あっ。悪い!ちょっと強めに打ってしまった。」


俺が慌てて謝ると、りんごは逆にぷりぷり怒って来た。


「なんで謝るんですか!勝負なんだから、強い球打っていいんですよ!私を指導するトレーナーさんじゃないんですから、もっと本気でやってください!」


「あ、ああ。いや、そんなつもりじゃ…。ただ、ホラ、硬式と違って打ち方も違うから戸惑ってしまってさ…。」


慌てて俺は誤魔化した。


確かに、りんごは思った以上に筋が良さそうだし、俺も軟式の打ち方にまだ慣れているわけではないが、

それを加味しても俺とりんごには圧倒的な実力差がある。

つい、中学時代にキャプテンとして後輩の練習に付き合っていた時と同じ目線で見てしまうのは仕方のない事だった。


「それなら、しょうがないですけど…。0ー15! 行きますよ!私も、本気の本気でやりますからね!!」


対等な勝負がしたいらしいりんごは、スコアを叫ぶと再度気合いを入れ直した。


「ハァッ!!」

スパァン!


「おおっ…!」

バシィッ!


「くぅっ…!」


ちょっと鋭いサーブを入れて来たので、思わず強めに打ち返してしまうと、りんごは必死にボールに向かって走り…。


「ふんっ…!」

バシッ…!


フワッ…。


思い切り球を打ち返したところで、りんごのスカートが大きく翻り…、白い布地が一瞬チラッと見えた。


!??


え?あれ、下着じゃねーか?


ポーン。


「あっ。やべっ…。」


一瞬反応が遅れてしまい、球を打ち損じてしまうと、りんごは嬉しそうにガッツポーズを取った。


「やった!15−15!」


対する俺は震撼していた。


ま、まさか、りんご、スコート履いてないっ?!

俺の動揺を誘って、集中を乱す為に??


りんごめ、夕食を作りたくないが為にそこ(色仕掛け)までやるのか…?


なんて恐ろしい奴…!||||



いつも読んで下さり、ブックマーク、評価下さってありがとうございます!

今後共よろしくお願いしますm(_ _)m

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