表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
126/129

プロローグ

新章、開始です。


どうぞ、お読みください。


 〔スカイテール連邦王国〕 本島〔テールビス島〕 近海 船上


 〔スカイテール連邦王国〕、マルトニ洋に浮かぶ大小三十以上の島によって構成された連邦国家である。

国家元首は、連邦国王で、連邦王国全体の指導者という立場である。そして連邦を構成する各島には、それぞれに貴族が複数人以上いて、島の代表者たる島知事と呼ばれる役職に、島民達からの推薦と貴族同士の話し合いによって就任し、各島を収めているのである。

その為、時に中央政府の政策と違う政策も打ち出す知事もいるが、その状態であっても国内は、うまく期のしているのであった。

では外交姿勢はというと、一言でいえば「武装永世中立」である。この外交を方針を取っている為、紛争の調停などを行うときに第三国として各国より重宝がられているのであった。

そしてその外交姿勢により、国際機関の本部が、おかれている数少ない国の一つでもある。


 そんな〔スカイテール連邦王国〕の本島〔テールビス島〕の近海に、〔スカイテール連邦王国〕の船には、あまり見られない船体の色をした船が一隻、何かの順番を待つように仮停泊を行っていたのであった。

そんな船の甲板に高級そうな服を着た青年が、立っていた。彼は、海風に吹かれながら、じっと〔テールビス島〕を見ていると、隣に現れた気配に気づき、こう言葉を発した。


「遅かったな、待ちくたびれたぞ。」


 そう言いながら青年は、自らの隣に現れた人物に振り向き、こう続けた。


「遊びは、もういいのか?」


 するとそう聞かれた人物は、小さな声で、何かをつぶやいたのであった。その声を聞き取った青年は、「そうか、そうか。」相槌を打つと、再び顔を正面に向けて、じっと島を見つめ続けたのであった。

そしてそれからしばらく時間が経った頃、〔テールビス島〕の方から、小型の船が、青年の乗っている船へ向かってきていた。

それを確認した青年は、「チッ」と舌打ちをしてこう続けたのであった。


「ようやくのお出ましか、俺を待たせるなんて、いい度胸しているぜ。」


 そんなことを言っていると、小型船が、青年の乗っている船に横付けをして停止すると、制服をきた男女が、小型船から船へと乗り移ってきた。

船に乗り移ってきた制服の男女は、少しばかり警戒を滲ませながら、青年ら近づくと、こう問いただした。


「入国管理局の者ですが、入国の手続きなどの書類は、お持ちでしょうか?」


 それを聞かれた青年は、上着のポケットにしまっていたパスポートと分厚い紙を取り出して、制服の男女に見せた。

パスポートと分厚い手紙を受け取った二人は、その二つに書かれていた名前を見て、「えっ。」という声を上げて、青年の顔を見ると、再び、パスポートと手紙に書かれている名前を確認すると、青年に対してこう返したのであった。


「すみませんが、王宮に確認を取りますので、しばらく船内にてお待ち願いますか?」


 それを聞いた青年は、「ア~、分かった。早くしてくれよ。」と言うと、自分の隣に立っている人物を伴って、船室へと向かったのであった。

制服の男女は、魔導通信機を使う為、一旦小型船に戻り、王宮へと魔導通信を繋いだ。


 それから十数分が経過して制服の男女が、再び小型船から船に戻ってくると、船室に続く扉を叩いて船室へと入っていたのであった。

それから数分後、制服の男女は、船室から出てくると、青年に対して敬礼をしてこう言った。


「それでは、港にてお待ちしておりますので、気を付けてお越しください。」


 そう言われた青年も、こう返答した。


「分かった。そちらも気を付けて戻れよ。」


「「はっ。」」


 制服の男女は、青年にそう返されて、再び敬礼をして小型船へと戻っていったのであった。

そしてそれを見送った青年は、この船の船長に港に入るように指示をしたのであった。


「ようやく帰ってきたぜ、これからは俺の時代だ。」


 そう青年は、言うと船室へと戻っていたのであった。


お読みいただきまして、ありがとうございました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ