よるは遅いから
空に星が光って 夜の匂いがして
まだ眠くないまま布団に潜って
目をつぶって朝に起きる準備をして
眠れないあくびで涙がこぼれた
いつまでも眠れないから
薄暗い部屋でテレビをつけてアイスを食べて
暑い夏だからエアコンを効かせて
今度こそ眠ろうと布団に潜って
瞼を閉じても少し明るくなって
朝日が昇るのを目を瞑ったまま感じた
明日の夜まで眠れない焦りが僕の頭を掻き回して
いつの間にか眠れたのかな
どれだけ眠れたのかな
短い眠りから覚めた眠い体を起こして
眩しい太陽がカーテンの隙間から
白い壁紙を眩しくして
カーテンを開けないままで
帰りはずっと遅いから
そのままで玄関へ向かって
古瀬




