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ピ厳拓安

短い

城下町を歩く憂鬱そうな子供とガラの悪いおっさんと人形抱えた男。

その少し後ろを歩く黒髪黒目黒いローブの魔法使い。




「やべーって、絶対このメンバーは全滅するって!」


「何縁起でもねぇこと言いくさってんだガキっ!」


「ミ ミ ミシェーッル!ミ ミ ミ ミシェエーッル!」


「「うっせえよヲタク!!変な鳴き声で泣くなよっニワトリかよっ!」」


双子でもないのに厳蔵と拓斗が声を揃えて怒鳴る。

ちなみに3人は今だオバQ姿である。

先刻の倉庫に持ってきた荷物の大部分を置いてきたので身軽ではあるが各自『必要最低限』と判断した荷物は持ってきている。


詳しく書くまでも無いが…

拓斗はぴよよーんぽよよーんとウルサイ剣のおもちゃ。

安藤泉は七瀬に人体移植を勧められている人形。

厳蔵は何が入っているかよくわからないコンビニ袋。



「あのさー、君達そうでなくても目立つのに喧嘩したり叫んだりするのやめよーよー。

メチャクチャ注目されているのわかってるー?警備兵とかに通報されたら君達置いて逃げるからね?」


ピストニカが後ろから3人をたしなめる。

ちなみに何故ピストニカがこの3人と一緒にいるかというと

『厳蔵・拓斗・安藤泉』『七瀬・やす子・田所』

どちらに付くかでじゃんけんしてポレントに負けたらしい。


「無責任なこと言うなよー!だってさーこのメンバーどう考えても偏ってるじゃん?

なんかレベル1の遊び人が三人みたいな?」


拓斗が口を尖らせる。


「そうそう、うっかり八兵衛三人旅みてえね?」


厳蔵がうんうん頷く。


「ガン・心臓病・脳卒中」


ボソボソと安藤泉。

ちなみにそれは三大成人病。


「どうでもいいけど世界救ってよねー」


まるで「ちょっとー男子ゴミ捨てちゃんと行ってよねー」みたいなノリでピストニカが何度目かしれない溜息をついた。



誤字報告なんていう機能があったのに気がついた。

絶対あるから探してくれたらうれしいなあ。でもわざとのもあるかもなのでとりあえず報告してみてくれたらうれしいなあ。

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