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23話:募金、寄付の受付「1772」

 施設の事が放送され、七郎が、自費を投じて開設した貧困学生、シングルマザーのための施設を建てた。それをバックアップした地元の方々、木元さん、鈴木良三さん、友人の山下洋一さん、建設に携わった三保さんのスポンサー探しなどを衝撃的な内容にし全国に流した。


 そのため、放送後、見学したいとか寄付したいとか多くの電話がかかってきた。その後、見学希望者が多くなり見学を人手不足という理由で断り、寄付についてネットにサイトを立ち上げている所なので、少し待ってもらう様にした。中傷じみた電話もあったが時間と共に忘れ去れた。


 その後、クリスマスパーティーをし2014年となった。仕事始めの1月5日を過ぎた頃、七郎に対して、生い立ちや資金を作るまでのストーリーをテレビ映画にして、放送したいので取材したいと日本最大の有料衛星放送の企業からの電話があった。


 これに対しては、個人の人権が侵害される恐れがあるので丁重にお断りした。その後、七郎の美談をゴーストライター書いてもらい本にして発売したいから取材したいという申し出があったが断った。インターネットに入間の里というサイトをホームページを開設した。


 そして、寄付金の受け入れ先をヤフーに言って開設してもらい寄付金が入るようになった。もちろん寄付者には、学生寮での費用をエクセルを使い収支を見える様にした。

寄付金は100円単位で、Tポイントなど各種ポイント、各種クレジットカード払いもOKにした。


 寄付額は1口、1回、最低100円からとして広く浅くお願いするようにした。それでも月に多いときは百万円以上集まり、非常に助かった。不定期で学生寮ニュースとして施設での出来事をネットの「入間の里」ホームページに書くと、寄付者からの投稿も来た。


 その後、週刊誌で七郎の過去を暴こうとの動きがあったが、なかなか確証が取れなかったようだった。2014年も12月を迎え、マスコミの熱い取材攻勢の日々が過ぎていき、2015年となり「入間の里」の事も完全に忘れ去られていった。


 開設一年間は、企業の寄付金や、物での寄付で、かなり助かったが、翌年からは、継続してくれるパン屋さんと2社の広告料だけになり2年目から費用がかさむようになった。今後は、「入間の里」のサイトを通じて、長く援助してくれる人達を増やし、寄付金を継続してもらう様、お願いしていこうと思った。


 七郎は仕事とプライベートは完全に分離したい人間で、奥さんの恵子さんは、この件に関して一切の手伝いは無用と言って手伝わせなかった。2015年秋に9月に米国と10月にタイから七郎の方に取材の要請が入った。


 米国からはコストコ本部で素晴らしいボランティア活動にコストコ製品が使われていると聞いて話を伺いたいというので取材要請と受けた。その後、「入間の里」のサイトに米国人から英語で多数のコメント来て米ドルで寄付できないかと言われたので日本円でないとできないと米ドルでの寄付は断った。


 それでも米国からの円の寄付金が増えた。次にタイからの取材要請は日本は仏教大国で仏教の国のタイでは、こう言う慈善事業を参考にしたいというので財閥の若手の見学希望があり学生達への個人的な取材は禁止とし、それ以外ならOKという条件付きで引き受けた。


 言葉はタイ語は禁止で英語か日本語での質疑応答ならOKと答えた。11月に米国からコストコ本部の方が4名がやってきた。コストコのどこが良いか聞いてきたので安くて大量で品質が良くガソリンも買えるし全部カードが使えると答えた。訪問団の団長が、今、言われたことが我が社の一番の売りなんだと言った。


 七郎が流暢な英語で質疑応答をするのに驚いて、米国に留学したことあるのと聞いてきたので、もちろん「オフ・コース」というと大学はと聞かれサンノゼ州立大学の電気工学科にスカラシップで入学したと答えた。すると、七郎の事に話題が、向かいそうになったので、これ以上は秘密とウインクした。


 ジョークも良いねと笑い上がった。訪問した全メンバー4人と固い握手した。帰り際、訪問団の団長さんが名刺をくれコストコのメンバーカードとクレジットカードの番

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