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子柴のさんぽ   作者: chima
柴犬は日本の宝です
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阿呆な犬ほど愛おしい


日本犬とは海外の愛玩犬とはひと味違う所がある。



特に柴犬!!!



彼らは、自身が認めるただひとりの主人に対しのみ忠犬である。まるで戦国の世の武士や王のためにすべてを懸ける騎士の様。それでいて、甘えるタイミングは全力で愛情を伝える。


対して……主人でないと、無関心。声をかけられようが我が道を行くため、他犬種のような反応を期待してはならない。


ほとんどは微々たる反応もしくは反応なし。



とはいえ、実はツンデレで家族であれば主人として従うとは別として様子は念のため伺っておく。気づかれないように気にかけているのだ。その姿を目撃してしまえば悶える事間違いなし!


もうひとつ! すり寄られる方法が存在する。これに関しては王道のおやつで誘き寄せる。お気に入りのおもちゃで遊んであげる……いや、遊んでもらう。



訓練次第で無駄吠えは少ないため住宅街でも飼いやすく、日本犬の特徴でもある番犬にも向いている。キレイ好きで基本は家でトイレをしたがらない傾向にあるため雨の日も風の日も散歩を必要とする場合も多いが、家は清潔を保てる!



人々はギャップと愛らしくも間抜けにもみえるその顔立ちに癒され、一度飼えば離れることなど考えられなくなる。



あくまで、これは一般的な特徴。我が家のダメ柴ちゃんは愛らしくも阿呆でした。もちろん他のどの犬よりも愛してやまない愛しい家族だが……残念であった。何が残念なのかをご覧ください




① ご飯時のこと、「よし!」との合図を待って食べるのは良いことである。しかし、がっつきすぎて喉につまり死にかける


(初日からでしたが即座に救助しました)



② お昼寝時のこと、仰向けになり寝言を言う犬は良く聞く。例に漏れず我が家も『グー 、グワフッ、フヮフン、ハフン 』脚を動かす姿までは癒される。


問題はその後で『わんっ!』と突然大声で鳴き、その自分で鳴いた声に驚くのか、飛び起きて音の正体を探し首を傾ける。



③ 柴、自宅警備中のこと、我が家は門を開けて玄関でチャイムを押すのだが、残念なことに……


『ピンポーン すみませーん』「はーい」と、出てから『! ワンワンワンワン!』吠え始めるのが遅すぎる。ただ煩いだけである。



④ 自然遊び中のこと、目の前にカマキリが現れた。彼は匂いを嗅ごうと鼻を近づけたようで。


結果、攻撃を受ける事になる。その後、カマキリを見つけると後ずさるようになった。



⑤ 自然遊び中のこと、てんとう虫をみつけた。例に漏れず鼻先を近づけた。


結果、鼻上にてんとう虫が登ってきた。その後、てんとう虫をみると後退り怯え逃げるのであった。



⑥ 夜の自宅警備中のこと、夜遅くに帰宅した家族が家の門を開けた。


それに対し、不審者が入ってきたと思ったのか盛大に吠え飛び退いた。相当びびったようで脚を痛めたらしい。

(家族が顔を見せたとたん“きょとん顔”)



⑦ 珍しい大雪の日のこと、テンションが上がり足の付け根までズボスボとご機嫌な様子で遊ぶ。寒くなるからやめなさいと言うが知ったことではないと駆け回る。


その後、お腹を冷やしお腹を壊す。

(濡れたからだを乾かしても懲りずに雪へと行くのである)


⑧ 雷の日のこと、一般的な犬は雷が苦手だからと家に上げた。しかし不満げに家のなかを荒らすため、試しに外に出してみた結果。


仰向けになり雷雨の中でも小屋の中で爆睡。



⑨ ご飯時のこと、珍しくご飯を残した。


結果、鳥がつまみ食いをしていることに気が付かず、散歩に行く前の腹ごしらえ用のものが無くなっておりショックだったのか暫く固まる

(可哀想でおやつあげました)



⑩ ボール遊びの時のこと、捕りやすく投げているつもりだが何故か頭でキャッチする。わざとなのか。

(おやつキャッチは失敗しない)




その他にも数々あるが、切りがない為この辺で。ただ、お馬鹿なダメ柴と呼ばれても大切な家族で、その愛嬌に癒されるのだった。他のどの子より柴の愛らしさは勝つと鼻息荒く主張できる。


もちろん、動物全般好きだけど。柴は別格なのです!!


日々の生活の中で、どんなに疲れようが、悩もうが、彼らに必要とされていると思うことができる。必要とされる事は、人に大きな力を与えてくれる。ひとつの存在価値である。


私は深く考えてはいない。ただ、心から柴を愛しているのだ。



【動物全般だいすきですからね! 柴は特別だけど! ぐふふぐへへへへ】


この物語は、柴犬を愛する19歳 女子が異世界へ転生しても尚、柴犬愛が止まらぬ故の非現実な脱力系ファンタジー。(たぶん?)

作者も、予測不能先行き不明な行き当たりばったり作品ですのでご注意くださいませ《・ё・ゞ ぴっ!



神々の愛し子の合間に執筆させていただきます。リフレッシュ作品です。

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