運命の選択肢
明、優華、陽菜乃の三人で会議を開く
「そもそもどうやって探すんだ?」
そう聞いたのは俺
「隠された9年前の事が調べられるものがあれば」
と、陽菜乃
「9年前の事を調べられるものって?」
「例えば新聞とかビデオテープなど」
「要するに9年前の何かをあつめればいいわけ?」
「えぇそういうこと」
なるほど
「となると、人手がもう少しいるんじゃない?」
「だよねー」
と、優香と明
「ならあいつを呼んでみるか?」
「あいつって?」
「高橋大樹だよー」
「高橋大樹?そんな人クラスにいた?」
「まぁアイツは毎日のように図書室にいるようなオカルトマニア仲間だからな」
「なるほどね」
「えー高橋呼ぶのー?」
とは明
「そういえばお前高橋と仲良くはないよな」
「幼馴染のくせしてなんでそんなに仲良くないんだよ」
「それはーまぁ色々あったんだよ。」
「てことで高橋誘うなら俺はここで帰るよ
ダイジョーブだよ明日も手伝うから」
そう言って逃げるように駆けていく
「ちょっと待って!」
どうする?
俺に明が説得できるのか?
俺は大樹なら協力してもらうことができる。
俺にどうしろってんだよ!
1 このまま大樹に協力してもらう
2明を説得しに行く