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あいつは後でと言っていたが、
本当だろうか?
まさかな
「どうしたんだよ、そんな険しい顔をして怖いよ?」
話しかけてきたのは明だった。
「そうだよ怖いよ、、?」
と言うのは黒髪のショートカットまぁ何もしなければ優等生に見えるが、
実はなにか面白そうなことがあると1番につっかかっていくタイプの活発系の女子であり
幼馴染でもある優華である。
「ちょっと朝から変なことがあってな、今も夢見てるんじゃないかって思ってるんだ」
ふーん、二人とも全く興味がなさそうだった。
「少しは聞けよ!」
まったく自分達から話しかけておいてこれだから困る
「はーい各自席につけー」
先生が来てみんなそれぞれの席につく
「早速だが転校生を紹介する
入ってきなさい」
「転校生!?」「誰だろう」「男かな女かな」
そんな声があちこちから聞こえてくる
俺はそんなの心底どうでも良かった
朝のことで頭がいっぱいだったからだ
そんなことを考えていた俺だが
目の前の光景を見て絶句した
透き通るような青い目にピンクの髪そして頭の後ろで髪をまとているポニーテールだ、忘れるはずもない。
「葉山陽菜乃です少しの間ですがよろしくお願いします」
おい、まじか、同じ学校に来るとか
「葉山さんはお父さんの仕事の関係で数カ月この街に引っ越してきたそうだみんな仲良くしてやれよ
ということで葉山さんの席はっと、」
おいおいまさか俺の隣が空いてるとかで
「お!霧島の隣が空いてるなーよしあそこの席に座りなさい」
「はい!」
おいおいまじかよ何なんだよこの偶然!
「よろしくねっ!」
「あ、あぁよろしく」
俺の平穏な日々はこの日から崩れ始めた