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儚い世界  作者: 碧井うみ
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夕日が落ちたら


この夕日が落ちたら

君に会いに行くよ

真っ赤な夕日に照らされて

世界は今日も回り出す



君が目の前で笑って

当たり前のように僕は微笑みを返す

でも臆病な僕は

この愛しい時間さえ、いつかなくなってしまうのだろうと怖くなるんだ



この夕日が落ちたら

君に会いに行くよ

真っ赤な夕日に照らされて

世界は今日も回り出す



朝日に照らされた君の寝顔は美しくて

僕は思わずキスを落とす

でも臆病な僕は

この愛しい君の瞼が、もう二度とひらかなかったらと怖くなるんだ



この夕日が落ちたら

君に会いに行くよ

真っ赤な夕日に照らされて

世界は今日も回り出す



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