儚き命
掲載日:2016/03/22
私は儚い命。
散る運命にある。
形あるものは、いつか必ず散る。
犬や猫、鳥、、、動物。
クワガタ、テントウ虫、、、昆虫。
文房具だっていつかは壊れて散る定め。
人間だっていつかは死んでいなくなる。
春に咲く花、、、桜だって散る定め。
「本日、桜の開花が発表されました。」
「春ですねー。」
「桜を見て、春を感じますからね。」
人間たちが口々に言う。
”春が来た“と、、、。
犬や猫、鳥も私を見ては、嬉しそうに鳴き、さえずる。
人間たちも、私の下で楽しそうに食べたり、飲んだりしている。
私がいるから、笑顔になっているのかな?
そうだと良いな。
ならば、私の生き様を見せよう。
春に咲く満開の桜を。
春には可愛らしい桜色の花を咲かせよう。
私を見たものたち全てが、笑顔になるように、、、。
春の訪れを知らせよう。
その後には、新芽と一緒に鮮やかな、緑色と桜色のコントラストを見せてあげよう。
夏の訪れを知らせるために、、、。
私の命は儚い。
儚いからこその美しさで、この世を魅了する。
春の訪れを知らせる桜。
ふと、桜の開花が発表されたことを思い出し、書きました。
また、季節ものを書きたいと思っています。
犬飼 蘭




