前へ目次 次へ 85/102 イケメン無罪(200文字) 「あいつが帰ってこない。道に迷っているな」 部長がぼやく。いつまでたっても待ち合わせの場所に戻ってこないショタ系の奴は我が倶楽部の人気者である。 愛嬌があって小柄で愛らしい顔立ちで同年代ではそこそこ上手いほうだ。 さんざん皆を待たせて帰ってきた奴は謝りもせずこうのたまった。 「過去を振り返っていたのさ」 俺たちは誰も奴を責めることは出来なかった。 こいつかっこいい。 今では受けています。 俺たちの馴れ初めである。