ポリネシアンセックスなレイプ魔
「いいかよくきけ。動くな」
恐怖で体中から力が抜けて何もできないもどかしさに震える俺をヤツは押さえつけ、ゆっくりと衣服を脱がしていく。やめろ。おれはおとこだ。
「おれも男だが」
ちがう。
ホモに犯されてしまうくらいなら死んだほうがマシだ。俺の心の叫びとうわはらに、震える俺の指先は。殴るつもりのその手先は全く力が入らない。
ぐちゅ。俺の唇が吸い上げられる。
脱がされた胸の上を男の指先がうごめく。俺と奴の唾液の混じったものとともに腹の上を何かがうごめき、産毛をぞわわと下から伸ばされていく。
髪の上を荒い息が通り過ぎる。抵抗空しく下着を脱がされ、指先でゆっくりほぐされて。
もうだめだ。そう思ったときにヤツはこういった。
「最大の快楽を得るためには週に一回しか本番はなしだ。また明日くる」
俺はとりあえず、友人と警察を呼んでおいた。
男はほどなくして捕まった。
なお、ポリネシアンセックスなるものは、挿入後三十分は動かないようにする必要があるらしい。
流石にご遠慮したい。彼女には試したいが。




