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帝都幻灯局 ― 失われた街を撮る者たち ―  作者: 灯坂 フィルム


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第35話「撤去予定地区の朝」

 朝の高架下は、夜とあまり変わらない匂いがする。


 路面電車が頭上を通るたび、鉄とコンクリートが低く唸り、吊り下がった裸電球がかすかに揺れる。

 市場の店主たちが、シャッターを半分だけ上げて、今日の一日分の仕込みを始める時間だ。


 その柱の一本に、真新しい紙が一枚、ぺたりと貼られた。


『安全上の理由により、当地区は

 再開発のため段階的に撤去予定とします』


 黒々とした活字の下に、市の再開発課の丸印。

 さらに小さな文字で、「立ち退きに関する説明会」の日付と、集合場所。

 柱の根元には、赤いスプレーで描かれた、ぐにゃりとした線が延びている。


「……はあ?」


 焼き鳥屋の主人が、串の入ったトレイを持ったまま立ち止まった。


「急に撤去予定って、まだ何も決まってなかっただろ、こんな話」


「“安全上の理由”ねえ」


 隣の八百屋が、段ボールを抱えながら顔をしかめる。


「どうせこの間の、あれだろ。ほら、新聞の記事。

 “治安がどうの、安全面の課題がどうの”って書かれてたやつ」


 張り紙の前に、小さな人だかりが出来ていく。

 誰も紙に手をかけようとはせず、ただ指先だけが文字をなぞった。


 ——その朝のことを、私は昼前に知ることになる。



 幻灯局の事務所は、いつもと同じ午前中の光に満たされていた。


 窓から差し込む日差しは、薄いレースのカーテン越しに柔らかくなって、机の上の書類とカメラの金属部分をなでる。

 相馬さんは、窓際で煙草代わりの飴を舐めながら新聞を広げ、御影さんは書類の山と格闘し、花は湯気の立つマグカップを一つずつ配って歩いている。


「灯子ちゃん、砂糖は?」


「今日はそのままで大丈夫です」


 マグを受け取りながら、私は机の端に置いた身分証をちらりと見た。

 先日交付されたばかりの「帝都記録協力機関」のカード。

 裏面には細かい条文とバーコード。

 あの日、七瀬さんに「ログ提出」の文字を指で突きつけられた感触が、まだ指先に残っている。


 そのとき、事務所の電話が鳴った。


「はーい、幻灯局です」


 花が軽い調子で受話器を取る。

 しかし、相手の声を聞いた瞬間、彼女の表情がわずかに変わった。


「はい……はい、高架下市場の。ええ、先日の記事の件で……」


 私は思わずそちらを見る。

 花は受話器を手で押さえ、こっちに目を向けた。


「灯子ちゃん、高架下の組合長さんから」


 相馬さんも、新聞から顔を上げる。


「代わります」


 私は立ち上がり、受話器を受け取った。


「幻灯局の宵宮です」


『ああ、あんたか。前にも一度、うちの市場を撮りに来てたな』


 荒っぽいが、どこかよく通る声。

 焼き鳥と油の匂いまで一緒に飛んできそうな、そんな声だった。


「はい。先日は、点検の方々と一緒に——」


『見たか? あの張り紙』


「いえ、まだ……」


『今朝、柱って柱にべたべた貼られたよ。“安全上の理由”だとよ。

 ついでに地面には、赤い線まで引いてくれてな。“ここからこっちは撤去予定”ってさ』


 せき込むみたいな笑い声が、受話器の向こうで弾ける。


『でだ。立ち退きの話はどうせ避けられねえ。上の連中は、もう決めちまってる顔だ。

 だったらせめて——』


 少し間があってから、組合長は続けた。


『ここが“あった”証拠を残してほしい。

 どうせ無くなるなら、せめて良いも悪いも含めて、ちゃんと撮っておいてくれ』


「……“良いところだけ残してくれ”って、言われるのかと思ってました」


 思わず本音が漏れた。


『そうやって上っ面だけ並べられるから、“ノスタルジー消費”で終わっちまうんだろ』


 その言葉には、新聞の見出しを読み切った人間特有の、苦い諦めが混じっていた。


『ここが“消される側”に回ったならよ。消される理由ごと、残してくれよ』


 私は、受話器を握る手に力が入るのを感じた。


「……わかりました。今日中に伺います」


『助かる。あんたのところなら、そう言ってくれると思ってた』


 通話が切れると同時に、室内の空気が少し変わったような気がした。


「撤去、か」


 相馬さんが、新聞を畳みながらぼそりと呟く。


「例の記事が“いい口実”になったわけだな」


 九条さんの顔が頭をよぎる。

 “残すべき街”と“課題のある街”。

 紙の上に引かれた線が、現場で赤いスプレーになっている。


「行くぞ、灯子」


 相馬さんが上着を掴んで立ち上がる。


「はい」


 私はカメラバッグを抱え、壁のフックにかかった認定バッジを手に取った。



 高架下市場に近づくにつれて、空気の温度が少しずつ変わっていくのが分かった。


 頭上を電車が通る低い音。

 コンクリートの柱に反響する、金属のきしみ。

 屋台の油が焼ける匂いと、ドブ川の湿気が混ざった独特の匂い。


 その柱のいくつかには、真新しい張り紙が重ね貼りされていた。


『安全上の理由により——』


 文字の上から、手の油で少しだけ光っている。

 そのすぐ脇を、赤い線が這うように走っていた。


 地面に、ぐにゃりと引かれた赤いスプレー。

 線の内側にある屋台と、外側にある屋台。

 密度と灯りの数が、ほんの少し違う。


「……こりゃまた、派手にやったな」


 相馬さんが低く口笛を吹いた。


「前からこんなに線だらけでしたっけ」


「こんなの、昨日まではなかった。

 “安全対策”ってのは、いつもある日突然、完了した形で降ってくるんだよ」


 彼の視線が、赤い線の先の張り紙に向かう。


「さっきの電話の人、どこに?」


「ほらよ、こっちだ」


 がらがらと音を立てて、一本のシャッターが半分ほど持ち上がった。

 油で黒ずんだ手拭いを頭に巻いた男が、こちらを手招きする。


「よう、記録屋さん。忙しいところ悪いな」


「組合長さんですね」


「まあ、そんな立派な名前で呼ばれる筋合いでもねえが」


 彼は笑いながら、油で光る手をズボンで拭った。


「例の張り紙、もう見たろ」


「はい」


「“安全上の理由”だとよ。

 こっちは雨漏りとネズミと、ガスのニオイと一緒に何十年も暮らしてきたってのに。

 今さら“危ない”ってさ」


 彼は近くの柱を指差した。

 古いポスターや広告の上に、白い紙が重ねて貼られている。


「でも、無くなる前にあんたらのレンズを通して、一度この場所を見ておきたくなったんだよ」


 そう言って、組合長は市場の奥を顎で示した。


「きれいなとこばっかり撮るなんて期待しちゃいねえ。

 雨漏りも、ガスの配管も、夜中に溜まったゴミも、ぜんぶ撮ってけ」


「……“良いとこだけ残してくれ”って、みんな言うのかと思ってました」


 さっきと同じ言葉が、また口から出た。


「そういうのは観光地の仕事だろ」


 組合長は肩をすくめる。


「ここは、観光パンフじゃなくて再開発の資料にされる側だ。

 だったら、“どうして消されたのか”までちゃんと残してもらったほうが、まだマシってもんだ」


 言葉は荒いが、その根っこには、場所への奇妙な誇りがあった。


「……撮ります」


 私はカメラを構えた。


「ここが“消される側”に回ったなら、その理由ごと、ちゃんと写します」


 自分で言いながら、その約束が、どこか怖くもあった。


 消される理由を写すことは、消されることを後押しすることにもなり得るからだ。



「おい、宵宮」


 市場の奥へと歩き出そうとしたとき、背後から別の声が飛んできた。


 振り向くと、薄いコートのポケットに手を突っ込んだ七瀬さんが、柱にもたれて立っていた。


「……七瀬さん?」


「派手な張り紙だな」


 彼は目だけで張り紙と赤い線を指し示す。


「高架下市場一帯、撤去予定。

 “安全上の理由につき”だとよ。便利な言葉だな」


「ここにも、来てたんですか」


「仕事だ」


 ぶっきらぼうな返事。

 だが、その視線には、単なる「取り締まる側」の色だけではない何かが混じっている。


「高架下市場ってのはな」


 七瀬さんは、赤線のすぐ内側に立った。


「きれいごとだけで守れる場所じゃねえよ、確かに。

 裏ルートに使われたこともあるし、夜中にはろくでもねえ奴も集まる」


 それを言う声にも、自嘲のような響きがあった。


「でもよ、“危ない”って一言でまとめられるのも、気に食わねえ」


 相馬さんが、煙たそうに目を細める。


「らしくねえこと言うじゃねえか、七瀬」


「前に似たような“撤去予定地区”があったろ」


 七瀬さんは彼のほうを振り向かずに言った。


「勝手に“危険地域”扱いされて、住民は全員、自己責任で終わらせられた」


「……不審火で丸ごと燃えたあそこか」


 相馬さんの声が、わずかに低くなる。


「関係者は全員、“危ないところに住んでた”ってことで片づけられた。

 あの街の写真、今も俺の机の引き出しの中に貼ってあるぜ」


「だから言ってるんだよ」


 七瀬さんは、ポケットから手を抜くと、赤い線の上をつま先で軽く踏んだ。


「きれいごとだけじゃ守れねえ。

 でも、“危ないから仕方ない”って言葉だけで消されるのは、もっとごめんだ」


 そこには、取り締まる側と同時に、「現場で暮らす人間」を見てきた人間の、複雑な目線があった。


「で、あんたらは?」


「依頼を受けた」


 相馬さんが短く答える。


「ここが“あった”証拠を残してくれってな。

 良いとこも悪いとこも、ぜんぶだとよ」


「……へえ」


 七瀬さんは、ほんの少しだけ口元を緩めた。


「だったら、妙な火種が撒かれる前に、周りの動きも見ておいたほうがいい」


 そう言うと、彼は市場の入り口方向を顎で示した。


「再開発課の連中だけじゃねえ。

 利権の匂いを嗅ぎつけて集まってくる奴らもいる。

 “安全上の理由”って札は、そういう連中の名刺代わりにもなるからな」


「嫌な言い方するな」


「事実だ」


 ふたりのやり取りを聞きながら、私は、自分の立っている場所がゆっくりと線で囲まれていくような感覚を覚えた。


 行政の線。

 新聞の線。

 警察の線。

 そして、今から私がレンズで引く線。


 その全部が、この高架下を少しずつ押しつぶしていく。



 一日かけて、市場を歩き回った。


 子どもがお菓子をねだって、八百屋の店先で駄々をこねる光景。

 雨漏りで濡れた床に、置き石や木片が並べられている様子。

 むき出しのガス配管に貼られた、色あせた注意喚起のシール。


「ほら、そこも撮ってけ」


 組合長が指差す先には、コンクリートの継ぎ目から染み出した水が、黒い筋を作っていた。


「立ち退きの理由のひとつになるんだろうよ、その“老朽化”ってやつが」


 私はシャッターを切るたび、胸の中に小さな棘が刺さるような感覚を覚えていた。


 この写真が、いつか「撤去の正当性」を説明する資料として使われるかもしれない。

 そう考えると、指が一瞬だけ止まる。


 でも、組合長はそれすら分かったうえで「撮れ」と言った。


 彼にとって、「何も残らない」ことのほうが、よほど耐えがたいのだろう。


 高架の柱には、赤いスプレーで引かれた線が、あちこちに伸びている。

 線の内側に、屋台と人の密度が濃く詰まっている場所。

線の外側で、すでに荷物をまとめ始めている店。


(この線の内側だけが、“仕方ない”って言われるんだろうか)


 私の足元にも、一本の線が通っていた。


 線のこちら側は「撤去予定区画」。

 向こう側は「安全な通路」。

 同じ高架の下で、同じ匂いがする空気なのに。


 夕暮れが近づくにつれて、裸電球が順々に点り始めた。


 市場全体を一枚に収めたくて、私は少し離れた場所を探した。


 以前、ミヤシタ写真機店の看板を見上げた路地。

 あの古びた看板は、昼間ここを通ったときには、まだ壁に取り付けられていた気がする。


 シャッターが閉まった店の上、フィルムロールのイラストと古いカメラのシルエット。

 周りがどれだけ変わっても、そこだけ時間が止まったみたいに残っていた看板。


(あった、よね……)


 私は首をかしげながら、路地の奥に視線を向けた。


 そこには、看板の輪郭だけが抜け落ちたような、四角い空白が残っていた。


「……あれ?」


 思わず声が出る。


 昼の記憶と違う。

 何かが、そこから引き剥がされている。


「どうした」


 後ろから近づいてきた相馬さんが、私の視線を追う。


「さっきまで、看板が……」


「撤去が決まれば、真っ先に外されるのは名前だ」


 彼は、少し皮肉っぽく笑った。


「看板と表札。

 ここに誰がいたかって痕跡を、真っ先に剥がしたがる連中がいる」


 その言葉に、背筋がひやりとした。


 名前を消せば、そこに誰がいたか、問いづらくなる。

 そうして、「仕方なかった」という言葉だけが残る。


 私はカメラを構え直し、市場全体が見渡せる位置まで駆け上がった。


 高架橋の横に伸びる、細い階段。

 以前、立入禁止の札が打ち付けられかかっていた場所だ。

 今は札の位置が少しずらされていて、階段の下半分だけがかろうじて通れる。


「……今のうち」


 息を切らしながら階段を登る。

 小さな踊り場に出ると、高架下市場全体と、その向こうを走る路面電車の線が、ちょうどいい角度で見下ろせた。


 赤い線で区切られた屋台の列。

 「撤去予定」と書かれた張り紙。

 行き交う人と、煙と、灯り。


 私は、ファインダー越しに全景を捉え、シャッターを切った。


 カメラのプレビュー画面には、さっきの景色が収まっている。


 市場。

 電車。

 赤い線。

 そして——。


「……え?」


 プレビューの端に、見覚えのある形があった。


 古びた看板。

 フィルムロールのイラスト。

 「ミヤシタ写真機店」の文字。


 さっき地上から見たとき、そこには空白しか残っていなかったはずなのに。


 私は慌ててカメラを下ろし、肉眼で同じ場所を探した。


 高架の柱と柱の間。

 シャッターの上の、日焼けした壁。


 どこにも看板はない。

 ねじ穴の跡だけが、ぽつぽつと四つ、残っている。


 もう一度、カメラを覗く。

 プレビューを戻す。


 画面の中では、看板がまだそこにあった。

 蛍光灯の光を受けて、少し白く浮かび上がっている。


「さっき撮ったときには、まだあったのに……」


 口の中に出た言葉が、空気に溶ける。


 現場から先に消えたのか。

 写真の中でだけ、遅れて残っているのか。


 どちらとも言い切れない、薄いズレ。


 指先が、シャッターボタンから離れない。


(……これも、残すべき“理由”の一部なんだろうか)


 誰かの判断で外された看板。

 それでも、まだどこかに「ここにあった」と記録されている形。


 消す側の都合と、残そうとする側の意地。

 その両方が、一枚の画面の中でぶつかっているように見えた。



 夜。

 局の暗室で、フィルムを水の中で揺らしながら、私はさっきの光景を何度も思い出していた。


 現像液の匂い。

 赤いランプの下に浮かぶ、ぼんやりとした像。


 赤い線で囲われた高架下市場。

 張り紙。

 人影。


 そして、壁に取り付けられたままの看板。


「どうだ」


 暗室の扉が少しだけ開いて、御影さんの声がした。


「順調です。……多分」


「“多分”ってのが一番怖いんだが」


 冗談めかした声に、私も小さく笑う。


「組合長さんの依頼、どう感じた?」


 現像液からフィルムを引き上げながら、御影さんが尋ねる。


「“良いところも悪いところも撮れ”って言われたの、初めてでした」


「そうだな。

 大抵は、“うちのいいところを写してくれ”“みっともないところはやめてくれ”だから」


「でも……」


 私は、フィルムを光にかざした。


「悪いところごと残すことが、“守る”ことになるのか、“消される理由を補強する”ことになるのか、わからなくなって」


 御影さんは、少しだけ間を置いてから答えた。


「幻灯局は“守る”機関じゃない。

 あくまで“残す”機関だ」


「……」


「でも、“残す”ことが結果的に誰かを守ることもあれば、逆に誰かの都合に使われることもある。

 それは、二巻き目くらいから、ずっと君が実感してきたことだろう」


 九条さんの記事。

 役所の張り紙。

 赤い線。


「じゃあ、私たちは……」


「それでも撮るかどうか、だ」


 御影さんは静かに言った。


「“安全上の理由”とやらを裏付ける材料として使われる可能性を理解したうえで、それでも、“ここにこういう日常があった”と残すかどうか」


 暗室の赤い光が、フィルムの上の白い四角を照らし出す。


「さっき、高架下の看板が——」


 私は言いかけて、言葉を選んだ。


「現場からは消えてたのに、写真にはまだ残っていて」


「……そうか」


 御影さんは、それ以上追及しなかった。


「帝都は“編集される街”だ。

 行政の書類の上でも、新聞の紙面の上でも、“安全上の理由”の一言でも」


 そして、少しだけ声を柔らかくする。


「せめてうちくらいは、“編集前”の顔も持っていたい」


 フィルムの端に、看板の文字がくっきりと浮かんでいる。


 ミヤシタ写真機店。

 そこに確かにあった、ひとつの店の名前。


 その名前を外したのは、誰の手だったのだろう。

 再開発課の職員か。

 利権に群がる誰かか。

 あるいは、もう疲れ切ってしまった持ち主自身か。


 誰が“撤去予定”の線を引いたのか。

 誰が“危険区域”とラベルを貼ったのか。


 その顔は、書類の上では「安全対策」にまとめられている。


 だからこそ、私はレンズ越しに見えた「血の通った顔」のほうを、まだ信じていたかった。


 暗室を出ると、窓の外には、遠くに高架下市場の灯りがかすかに見えた。


 赤い線の内側で、今日も焼き鳥の煙が上がり、人が行き交っている。

 その上を、路面電車の光の線が静かに滑っていった。


 撤去予定地区の朝から始まった一日は、こうして、まだ「在る」まま終わろうとしている。


 明日、その線の内側がどれだけ削られてしまうのかは分からない。


 ただ、少なくとも今日の分は、フィルムの中に確かに残った——その事実だけを抱えて、私は事務所の灯りをひとつ消した。


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