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断罪された第三王女の俺は、転生して仏様におんぶに抱っこで生きる  作者: 勇者ありたま


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2/19

第一救 常住〜仏様と共にあること〜

ジャンヌは、白い光に包まれて転生する瞬間、仏様に「どんな人に生まれ変わりたいですか?」と聞かれたので、


「…そうね。ものすんごい美少年がいいわ…」


と答えた。


★★★

六年後。


俺は、無事にジルベール・ラ・ブローニュとして、綺羅綺羅しい美少年に生まれ変わっていた。



「パトラッシュ、ほら、お前が銅像になっているぞ」


「クゥン(俺はもっとイケワンだもん)」


俺と、パトラッシュは王都の銅像の前にいた。


俺は、伯爵家の長男だが、没落しまくっているため、どこをほっつき歩いても、攫われる心配がない。(笑)


銅像は、前世の俺、ジャンヌ・オレルアン第三王女とパトラッシュのものである。


ジャンヌは、「悲劇の第三王女」として、劇に絵本に小説にアニメに漫画にと大人気である。


…俺もジャンヌグッズ持ってる。複雑だけど。


ジャンヌが火刑に処されてから一か月後、税率が上がっていることに気付いた民衆は、「税金を浪費していたのは、第三王女ではない」と悟り、王家に対して怒りを募らせていた。


その中、一人の新聞記者が、王家に潜入調査して、王と女王が税金を浪費していた事実をすっぱ抜き、全世界にSNSやネットを駆使して配信した。


二か月もしないうちに、革命が起きて、王家は崩壊。


しかし、「良くて死刑」だったはずの王と女王は、かつての部下に匿われ、王宮の下働きとして今も元気だ。


…まぁ、生きて王宮を出たところで民衆に殺されるからな。一番幸せな結末かも。


その理由は、「敬虔な真如教徒」だったこと。信じる者は救われる。俺も、前世では仏様に祈りを毎日捧げた。その結果として今の幸せがあるのだ。


仏様は、今は俺の腕に◯ッコちゃんのようにいつも寄り添ってくださっている。


「仏様、俺を生まれ変わらせていただいてありがとうございます」


俺は、常住の仏様に常に感謝を捧げている。今、俺は自分だけでは魔法も使えない。仏様に力をお借りする感じだ。


「さ、そろそろ昼飯でも食いに家に帰るか」


「ワン(今日は肉あるかな)」



仏様に守られて生きる人生。それは、まだ始まったばかりである。


あなたに祝福を南無真如。


続きます!

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