14話:子供の進学、欧州危機、、消費税増税「
そして長男の金城真一と両親が話して真一が慶応中学に入りたいと言うので進学塾を探して10月から入る手続きをとった。その後、真一に新たな目標ができた様で欲しい参考書や問題集を両親と一緒に買いに行った。そして進学塾の試験の日に両親を同伴する様にと言われ一緒に面接を受けた。その席で真一は医者になりたいと述べたのには両親も驚いた。面接官が慶応の医学部ですかと聞き返すとそうですと答えた。
2011年10月31日には一時75円32銭を付けた。政府・日銀は8月に続いて単独で円売り介入を実施した。介入額は1日としては最大の7兆7千億円程度と推計されているが、円高基調に大きな変化は出なかった。野田首相は2011年11月11日、首相官邸で記者会見し、環太平洋連携協定「TPP」への対応について「交渉参加に向けて関係国との協議に入ることにした」と述べ、交渉参加方針を表明した。
首相は米ホノルルで、同12日に行われた日米首脳会談で、日本政府の交渉参加方針をオバマ大統領に伝達。大統領は「首相の決断を歓迎する」と応じた。TPP問題は、交渉参加の是非をめぐり民主党内を二分する論争に発展。慎重派は離党をちらつかせながら交渉参加に積極的な首相に圧力をかけた。首相は当初、10日に表明する意向だったが、党側が「慎重な判断」を求める提言をまとめる事を踏まえ1日延期した。
慎重派との水面下の調整を経て会見では「交渉に参加する」と明言することは避けた。党内対立はひとまず収束したが、「玉虫色」表現での決着は首相の指導力にも疑問符を投げ掛けた。ギリシャの放漫財政に端を発した欧州債務危機が深刻化した。同国とアイルランドに続き、ポルトガルも欧州連合「EU」と国際通貨基金「IMF」の金融支援を受け危機は先進7カ国「G7」の一角、イタリアにも飛び火した。
これら4カ国にスペインを加えた5カ国「PIIGS」では今年、政権交代が起き、ギリシャ国債を大量に保有していたフランス・ベルギー系銀行大手デクシアは経営破綻に追い込まれた。ユーロ圏は10月、ギリシャ債務の5割減や欧州金融安定化基金「EFSF」の強化を柱とした「包括戦略」で合意。英国を除くEU諸国も12月、財政規律強化に向けた新たな「財政協定」で一致した。
ただ、欧州中央銀行「ECB」は重債務国の国債購入拡大に否定的で市場の不安は払拭されていない。社会保障と税の一体改革の柱である消費増税法が、民主、自民、公明の3党合意を経て2012年8月10日に成立した。2014年4月に税率を5%から8%に17年ぶりに引き上げ2015年10月には10%にする予定。財政再建への「一里塚」とされ、増収分は医療や子育てなどの社会保障に充てられる。
但し、増税実施の可否は半年前に内閣が判断する。低所得者の負担軽減策など課題は山積。法律には、経済情勢によっては執行停止も含めた措置を講じるという「景気条項」も盛り込まれている。デフレ状況での実施には反対論も根強く、夏には参院選を控えていることから増税の行方には不透明感も漂っている。2012年5月24日、昼、証券会社の担当者から電話が入りキーエンス株が安いから買いと言われた。
株価を聞くと17150円と言われ5千株成り行き買い注文出した。すると8575万円で買え残金が8876万円となった。その後、2012年3月期連結決算でパナソニック、ソニー、シャープがそろって過去最大の赤字を計上した。韓国勢などとの価格競争激化や円高でテレビ事業が不振を極めたためだ。3社合計の赤字額は1兆6000億円超。日本の産業界をけん引してきた家電大手の落日ぶりが鮮明となった。
2012年10月31日、パナソニックとシャープは13年3月期も巨額赤字が続く見通しと発表。いずれも大規模な人員削減などで苦境脱出を図るが展望は開けていない。一方、地デジ移行特需の反動で収益が悪化した家電量販業界では再編が加速した。ビックカメラがコジマをヤマダ電機がベスト電器を買収し弱肉強食時代に突入した。第46回衆院選が2012年12月16日に投開票された。
その結果、自民党が294議席を得て圧勝、3年3カ月ぶりに政権を奪還した。連立を組む公明党と合わせると325議席を獲得。参院で法案が否決されても衆院で再可決できる3分の2の勢力を占めた。民主党は1998年の結党時議席を大幅に下回る57議席と惨敗し退陣する野田佳彦首相は党代表の辞任も表明した。第三局勢力では、日本維新の会が54議席を獲得し第3党になった。
選挙直前に「国民の生活が第一」が合流した日本未来の党は、惨敗した。自民党の安倍晋三総裁は12月26日に召集される特別国会で、第96代首相に選出され第2次安倍内閣を発足させる。首相の再登板は、戦後では吉田茂元首相以来である。2012年のノーベル医学生理学賞は、体のあらゆる細胞になる能力を持つ人工多能性幹細胞「iPS細胞」を開発した山中伸弥京都大教授が受賞した。




