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いぬのきもち。ねこのきもち。おれのきもち。

作者: レニ・リーフェンシュタール

高校3年生になった今日、僕はここに死にに来たのだ。なんちゃって。かっこいいでしょう!僕に死ぬ理由などあるはずがない。親が丁寧に育ててきた箱入り女どもをディルドに腰を降らせながら、右手でパチンコに精を出す。「おちんぽ〜!愚民の税金で飲む酒はうまいンゴね〜^^」そう。僕は日本国民ではないから飲酒も許されるのだ。2000メートル下の地上であくせく働く人々には同情する。そんな生活は自分は実感がない。僕は左目で食事ができる。4時まで目の前で行われる生きた高学歴ニートの解剖を見ながら、奴隷が一年かけて収穫した少ない食料を踏みにじる。思えば小生の人生は大きな変化など一度もなかったし、平凡だった。 自殺するフリでもしてみれば変わらない日常を壊すことができるのではないか/// そう期待し南新宿からトゥクトゥクで新宿までやってきたのだ。 そんなこんなで駅前のパン屋で200円の菓子パンを2つほど買い、そのとなりで500円で売る。新宿の混み合ったビル街のなんてことない景色を見ながら、なんてことない味のパンをかじる糞情弱の顔を見ながらドンペリでアルコール消毒する。 きっと今後も僕の人生に漫画の題材になるような出来事など無いのだろう、残念ながら。「6時20分からGサミットの時間です。異議ありますか?くりかえします。おちんぽ〜!愚民の税金で飲む酒はうまいンゴね〜^^」そうつぶやいて帰路につこうとした瞬間外界と皇居を結ぶドアが「Chicken Salad!snoopy….」と大きな音を立てて勢い良くあいた。一瞬思考が止まり、背中の方からせやなたかしが出てくる。肛門が大きく広がるのを感じる。そろそろ人間くらいなら入るだろうか?そんな事を考えていると、「入っていいっすか?」とたかし。なぜ?特殊な結界が張られているはず。瞬間、肛門をフル回転させて考えるが仕方ない。確かにこのビルはATフィールド展開状態だった。が現に肛門は元気よく音を立てて開き、間違いなくそこに人はいるのだ。とっさに肛門に隠れようと考えた、見回した、わたしこわかた。にげれなかた。だから諦めた。隠れられるようなスペースなどないし、もともと非日常を求めてきたのだ、ここで管理人のおじさんに怒られるのもまた一興。もし僕以外のどなたかがみているのなら拙い文章で申し訳ない。死んでお詫びします。

話を戻す。彼女は現れた。「面接会場ってここですかね?」

おきんたまでかお「面接のノックは3回だよ。2階はトイレ。やりなおし」

彼女「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!」

これが彼女との出会い。

サリーに衣笠、甲冑とパナマ帽、というベタで季節外れな格好をして。

しかもよく見ると三十代未婚の売れ残りだしフェミニストだしヴィーガンだし、環境保全活動してるし、アベ政治に反対してるし。…まるでtwitterみたい。

開口一番彼女は「日本国民たるもの郎等に対価を求めてはいけない...」と語り始めた。それも随分とけんか腰で。

ここで一句。「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」すると彼女は一言「最小のシェルピンスキー数は 78557、最小のリーゼル数は 509203、最小のブリエ数は 3316923598096294713661 かどうか?」といって、少し離れた屋上の縁に腰掛けた。一瞬「着衣ってエロいよね」といいそうになったが僕も服を着ていた。僕が彼女になにか言う権利など無い。テレビもない。ラジオもない。生きる理由などない。彼女の「おらこんな村嫌だ」という一言で沈黙が破られた。僕も嬉々として答える。俺ラップできます。「反逆罪で死刑ってマジ?天草市で家が火事」ジャパニーズエミネムここに参上!一瞬帰ろうかと思ったが、このある意味張り詰めた空気の中で立ち上がる勇気など僕にはなかったし、ここで帰るのはつまらない。何を話そうか。座高log91cmの僕は、”立入禁止のビルでアホそうな女の子からつけていたヘアピンをなんとか言い訳して貸してもらい、尿道に入れて返す。”この状況を楽しみつつあった。言っておくが普段の僕にこんな趣味はない。いやほんとだって。極力面倒事は避けるタイプだし、そういうの興味ないんすよまじ。ベーシックインカムでよくないっすか?パチパチ。今回が初めてで、彼女の方を向くのは更に気まずさがますので僕は地上の神々を眺めるふりをし、彼女を観察した。よく見たら彼女の顔は北極系で。哺乳類というより爬虫類。いわゆるチー牛(お前ら)ってやつ。そして色黒でアフリカ系。脚まで届きそうな長い指と2m近い身長。美しく模様の整った牙を携えて笑っている。体脂肪は70%といったところか。ちなみに犬を飼っている。アニメで言うと曽根崎心中って感じ…ちなみに僕はアニメで言うとキリトかなーやっぱwちなみに一応オタクだけど彼女いるし、俺って退けない性格だしそこら辺とかめっちゃ似てるって言われる()握力も31キロあってクラスの女子にたかられる←彼女いるからやめろ!笑俺、これでも中1ですよ?ps彼女はアスナ似です。よしいくぜ「I have a pen」よしいくよ[I have an apple] おれはいかない[I have no money]そこで私は夢から覚めた。そうだ私は次期天皇ひさしとだった!愚民の税金で贅沢の限りを尽くし、金、女、暴力を歴史上まれに見るレベルで楽しんだ人間だろう。昨日も顔はいいけど歌も踊りもできない世の中をなめたアイドルの四肢をもいで、馬と結合させ、ウマ娘を作った。これを日本の伝統芸能にする。と、犯人は供述しており、容疑を避妊している模様です。ありがとうございました。「近年のエネルギー問題についてどう思いますか?」不意に彼女が喋った。まさか話しかけてくるとは思っていなかったので僕はビクビクッあうあうーガクガクガクガクベチャーと体を震わせた。「それな」と吉いくzouなぜこんなところにいるのか。なぜこんなところにいるのだろう。僕が聞きたいくらいだ。「I have a dream」とキング牧師「kill all white men」とマルコムXどうやら口に出ていたらしい。すると女が「このみかんでかくね?」次の瞬間逝ってしまった。僕は初対面の女子の前で安倍あきへとヤってしまうくせがあり、その副作用で腕が生えてくる。中学の時、暇なときにそのへんの女子に腕を生やしていた。しかし、左右非対称になるので風水的にまずいといわれてしまったり、宗教的には四本までという子もいた。それを教訓に高校に入ってからは腕は四本までしか生やさないように気を使っていたのだが気が緩んでしまっていたのだろう。ついついはえてしまう。さあどうしたものであろうか。朕は空を見上げた。そこには青空ひとつない雲が広がる。偏頭痛がする。家に帰り旬の過ぎた芸能人が一生懸命にリアクションしているテレビショッピングの視聴にとりかかる。こういうときにメモは欠かさない。するとメロスは俺のおじさんの先輩慶応の教授なんだよね。俺は激怒した。「إنها ليست مثل هذه الرواية!!!!!」かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。文字もわからぬ。右も左も数字も日常的に使う基礎的な能力もない。義務教育を受けていないのである。ほらを吹き、ホスト通いを金銭的な理由でやめた売れ残り女のおこぼれで暮らして来た。けれども学歴に対しては、人一倍に敏感であった。未明、メロスは村を出発し、電車の中でマスクを付けないという小さな抵抗をした。「え?俺そういうの気にしないんですけど?」というような眉間にシワを寄せつつ、口をとがらせたような顔はガンジーも助走をつけて殴るだろう。そんなこんなで十里はなれた此この一橋大学にやって来た。メロスには教材も、金も無い。人脈も無い。34のキモい妹を風俗に出して生活の足しにしている。この妹は、村の或る律気な牧人を、近々花婿として迎える事になっていた。結婚式も間近なのである。メロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。メロスには一人よっ友がいたような記憶がある。セリなんとかである。今は一橋大学で掃除用具をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。メロスは、まちの様子を怪しく思った。町おこしをしている。もう既に日も落ちて、まちの暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、市全体が、やけに寂しい。学歴厨なメロスも、だんだん不安になって来た。路で逢った若い衆をつかまえて、私文だったのか、と質問した。若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いて老爺に逢い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。老爺は答えなかった。メロスは両手で老爺の体をゆすぶって質問を重ねた。老爺は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。「私文です....」メロスは笑った。

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