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進化の森  作者: りんぬごろごろ
ステージ0
25/25

格上



 庭に出ると、そこは森が近くに見える草原だった。いや、そもそも庭ではなかったのだろう

 何故なら、後ろを向くと今まで居た大きな屋敷がポツンと建っているだけで周りには建物が何もなかったからだ


 そう、ここは屋敷の大きな庭ではなく草原に建っている屋敷だったのだ


 道らしきものは少し見えるが何故こんな辺境な所に住んでいるんだこいつは



 「どうだ、ここなら存分に体を動かせるだろう。ここは進化の森の一番近くだから人が来ることもほとんど無い。だから安心してくれていいぞ」


 

 なるほどな、今思い出してすぐに解決した質問だが、どうやってオレをここに連れてきたのか、何故大丈夫だったのかがわかった


 こんな辺境ならモンスター1匹わからないだろう


 しかし、あの飯や風呂は誰がやってたんだ?こいつがやったには早すぎる。いや、何故オレは早すぎると知ってるんだっと、この考えは今は止めておくはずだ

 取り敢えず聞いてみたいが、これはどーやってジェスチャーしたものか



 えっと、飯は喰ってる感じで口をパクパク動かして、風呂は、どうやればいいんだろ。風呂上がりにやってるブルブルをすればわかってもらえるだろうか

 そしてオレがいつも質問するときにやる首を傾げるポーズ。これで伝わるかな?



 「たはぁ、カワイイな。えっとご飯や風呂?は誰がやっているか、かな?

 1から説明すると長くなるんだが、科学という力で物を遠くの場所に一瞬で移動させられるんだ。今度見せてあげよう」


 なるほどな。それで出来上がった料理や沸かしたお湯を移動、何かオレの中だと転移って言葉がしっくり来るが、それであんなに早かったわけだな

 それにしてもその料理人には感謝しなくちゃな。あんな美味いもの作れるなんて、天才だろうな


 

 「私は剣が獲物だから使うが心配しなくていいぞ。私からは手は出さないからな」


 何か、少しイラッとした。オレはこいつの強い所を見ていないから手加減をするという宣言に苛つきを覚えたのかもしれんが、一度殺した奴に言われるのは何だか癪だ


 よし、ステータスの【筋力】に30だ



____________________

ステータス

名前:無し

性別:オス

年齢:0歳

種族:ラプター・ステージ0


【頭脳】

・記憶力 50

・思考力 150(50+100)


【身体】

・骨格 正常

・身長 1m

・体重 45.5kg

・皮膚 正常

・体力 80

・精力 35

・筋力 45

・成長力 50

・再生力 150

・免疫力 20

・柔軟性 10


【五感】

・視覚 右:1.5 左:1.5

・聴覚 正常【10~30000Hz】

・味覚 正常

・嗅覚 鋭さ+10

・触覚 正常


スキル

【攻撃系】

・強打Lv.1


【防御系】


【逃走系】

・疾走Lv.1

・回避Lv.1

・加速Lv.1

・逃走Lv.1


【隠形系】

・煙化Lv.1


【能力系】

・思慮

・怪力

・鑑定

・デコイ


称号

【殻食】 【上級喰らい】 【能無し】 【人喰い】



進化

【ステージⅠへの進化可能】

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



 良し、これで筋力はまだ足りてないが大分身体への負担は少なくなるはずだ。今は全身に均等に筋力を振ったが、足や腕に集中させるのもいいな


 どれだけ強いかは知らない。だがこれでひと泡吹かせてやる事くらいは出来るんじゃないか?



 「準備は出来たか?出来たなら、いつでも来い!」



 なら、お言葉に甘えて



 右脚を後ろに引いて重心を前にかけて【怪力】を発動する

 まだ軋むような痛みはあるが今までよりよっぽど楽だ。これならこの前の4人組から逃げるのも楽勝かもしれない


 力を溜めて溜めて、一気に爆発させて踏み込む


 直線的、だが100キロは出ているだろう速度。しかしそれを悠々と半身で避け、同じ方向からまたオレが突っ込む


 今避けられたのは【デコイ】のオレ、本体はこっちだ!

 これなら避けられないだろ!


 だが、体を思いっきり反らせて避けられる


 こいつ、何て体の柔らかさ。柔軟性ってのを何処で使うのか疑問だったが、こういう事か


 

 「やはりダーリンは頭が良いな。元からわかっていたが今再認識したよ。

 だけどね、ダーリンは私のようなタイプに弱い。何故なら頭で考えずに体で動くから」


 受け身を取れずゴロゴロと転がるオレに特に焦った様子も無く声をかけてくる


 「ダーリンは【鑑定】は持っているだろうか?私は生憎持っていないのだがもしあるなら私を見てみると良い。恐らく相性が凄く悪いと思うよ」



 相性が悪い?どういうことだ。というか、激闘で忘れていたがあの4人組はオレに鑑定をしてステータスが見えていた。つまりオレにも人のステータスを見ることができるという事


 最初は辞書みたいなものかと思っていたが、中々使えるスキルじゃないか。取り敢えずこいつに向けて【鑑定】!



____________________

ステータス

名前:ステラ・プリセリア

性別:メス

年齢:21歳

種族:ヒューマン(未覚醒)


【頭脳】

・記憶力 100

・思考力 300(200+100)


【身体】

・骨格 骨強度+50

・身長 1m78cm

・体重 71kg

・皮膚 斬撃衝撃耐性+50

・体力 100(50+50)

・精力 50

・筋力 200(50+150)

・成長力 50

・再生力 40

・免疫力 60(30+30)

・柔軟性 250(30+220)


【五感】

・視覚 右:2.0(+0.5) 左:2.0(+0.5)

・聴覚 正常【10~30000Hz】

・味覚 正常

・嗅覚 正常

・触覚 敏感+50


スキル

【攻撃系】

・斬撃Lv.5

・骨斬りLv.5

・風断ちLv.3

・飛剣Lv.2

・衝撃波Lv.1

・剛撃Lv.5


【防御系】

・カウンターLv.3

・受け流しLv.4

・跳ね返しLv.2

・物理攻撃軽減Lv.6

・鎧受Lv.3


【逃走系】

・加速Lv.2

・回避Lv.5

・瞬身Lv.3


【隠形系】


【能力系】

・思慮

・炎華

・第六感

・超感覚

・感覚反応


称号

【武人】 【上級殺し】 【単騎姫】 【能無し】 【剣妃】 【連戦連勝】 【最上級の体】 【恋狂い】

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄




 何だ、このステータス。それに何だこのスキルの数。レベルもおかしいだろ


 オレ、本当にこんな化物に勝ったのか?手負いとはいえこんなのに勝てたなんて思えない

 それに、この称号。どれだけの事をしたらこんなに取れるんだ。あ、能無しがある



 それにしても、こんなのが逆上して殺しに来なくて本当に良かった。最初は人間に捕まって最悪かと思ってたが、狙われなかっただけ万々歳じゃないか。違う意味では狙われてたわけだが


 というか、相性どころじゃないじゃないか。地力で負けている。勝っているところと言えば再生力だけか

 でもこんな化物レベルが再生力を伸ばさないのは恐らく使うスキルの量にあるのだろう


 多数とのモンスターとの戦闘、そこで使うスキルによって減る体力。再生させるくらいなら防御力を上げたほうが良いと言うわけか


 オレは今まで体力が尽きたことは一度、いやこの前の事があるから二度しかないが尽きたらスキルが使えなくなり、オレに至っては意識が飛んでいたから絶望的な状況になってしまうのだろう


 これまで怪力で何とかしてきたのは運が良かっただけなんだろうな


 学ばねばならない。人間のことを

 強くならねばならない。生き残るために


 

 「ど、どうしたんだ?もしかして打ちどころが悪かったか?すまない、あそこで受け止めていれば」


 オレはバツを示し、順次は良いかと目配せをする

 

 利用してやる。この化物を


 いつかコイツを超えるまで、骨の髄まで利用しきってやる


 オレは、必ず強くなる!





 

 

ステータスのプラスの値が理解しにくいかも知れませんが、カッコの前側が初期数値、後側が強化数値です。二回目以降なくなります

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