誘惑を絶ち、、、
美味い肉を食べて、埋まるようなベットで寝て、体の汚れている所が無いような生活を一週間、流石にこれはまずいと気が付いた
嫌、本当は美味い肉を食ってレベルが25になってしまったからそう思っただけなんだけど
ここの肉はモンスターの、しかもオレより格上の肉しか使ってないらしく3つも上がってしまった。ごちそうさまでした。げふぅ
じゃなくて、今日は人間の知識だ。それまでは朝ご飯は我慢だ。これは決定事項だ
だからこの美味しそうな朝ご飯は我慢するんだ。どれだけ誘惑が強くても負けてはいけない
「貴方、そろそろ聞きたくなってきたのは分かっているから冷める前に食べよう。今日はちゃんと話すからさ」
お、そうか。今日はしっかり話してくれるなら、ご飯食べても大丈夫だよ、ね?
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ふー、危ない危ない。今日は食べ過ぎて満足感で寝る前に我慢出来たぞ。最初はここのご飯の美味さに圧倒されたがそろそろ舌も肥えてきたみたいだ
さぁ!今日こそ教えてもらうぞ、お前が生き返った理由を
「何故私が生き返ったのか、だよね?一番聞きたいのは。
そうだね。簡単に言えばこのアイテムのお陰さ。これを身に着けている限り死亡してもある所にワープするようになっている。場所はギルドの空き部屋に正規の物は設定されている」
そう言って取り出したのは片羽の様なキーホルダー
これを持っていれば死なないなんて、オレ達モンスターからしたら最悪じゃないか
「ただ、デメリットが無いわけじゃない。殺されれば勿論痛みは来るし、レベルは下がるし、何よりこれは高いくせに使い切りのアイテムだ」
なるほど、オレがあの時手に入れた経験値はこいつの物を貰っていたのか
でもあれで全部じゃないなんて人間一人で大分レベルが上がるんじゃないか?
オレはもう二度とアイツ等に追われる事なんて御免だけど
「ここまで勿体ぶって呆気ない真実だったが、どうだ?この情報は役にたっただろうか?」
あぁ、今まであった心のもやもやが晴れるようだ。だがそれと同時にもう二度と人間には手を出さないでおこうとも思ったが
「そうか、それは良かった。じゃあダーリン次の質問は、と言いたい所だが恐らく今は思い付かないだろう?」
な、何故分かった。確かに生き返った理由は絶対聞こうと思ってたけど、他にも何か1つくらい思い浮かぶ、は、ず
えーっと、うーんっと
「ふふっ、可愛いなダーリンは。取り敢えず思い付かないなら体を動かしながらにしないか?
家には大きな庭がある。そこで少し体を動かせば思いつくかも知れないぞ?
このまま自堕落な生活も良いが、そろそろ体が鈍りそうでな」
確かに、体は動かしたい。本来はこういう性分じゃ無いんだろう
前ステータスを確認したら5キロ太ってたしな
それに、オレは正直ここで一生暮すつもりは、悪いがない。人間の知識を出来る限り獲て、食事にも飽きてきたら殺す、のは難しいだろうから逃げるつもりだ
「ダーリン、早く早く!こっちだぞ庭は」
食事に飽きなかった、なんてオチはなしにしてくれよな?




