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<72> 努力(どりょく)

よく言われる努力どりょくという言葉がある。「努力が足りんぞっ!」と発破をかけられれば、思わず、『頑張らないと…』という反省はんせい気分になってしまうものだ。もちろん、『言うな言うなっ! 努力してるわっ!』と反発される方もおられるだろうが、いずれにしろ、努力が大事だということには変わりがない。この努力という言葉を分析すれば、味わい深い言葉だということが分かってくる。努力は今まで以上の頑張りを意味する。努力をしなければ、その後に好結果を得られないのが常だ。出来ないわざを日々、はげんで習得する・・これが努力の一例である。

 静まり返った深夜のとある体育館である。一人の高校生が懸命にバレーボールのサーブ練習をしている。完成間近のあらたな技、稲妻サーブの完成を目指す努力の練習だ。

「おお、やっとるなっ! どうだっ!」

「あっ、監督っ! もう少しなんですが…」

「そうか…努力は、しとるんだがなぁ~」

「はい! これだけは…」

「だな…。ほれ、差し入れだっ、食えっ!」

 監督は、コンビニで買ってきたチン! して温かい弁当と温かい缶茶が入った袋を手渡した。

「ありがとうございますっ!」

「じゃあな…。無理するなよっ!」

「は、はいっ!」

 監督が帰ったあと、どういう訳か新技しんわざ、稲妻サーブは完成を見たのだった。

 分析の結果、何かの楽しみがあると、努力は一層いっそう、効果が高まるようだ。^^


                  完

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