表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/100

<70> 不平(ふへい)

 自分の思い通りにコトが運ばないと、ついつい不平ふへいが出やすくなる。そんな場合でも、グッ! と我慢がまん堪忍かんにんが出来る人は、その不平を打ち負かせる人だ。見えない不平だが、分析してその正体をあばくのも面白い。そうすることで、不平の真実の姿が少しずつ見えてくる。まあ、不平が出やすい方は参考にしていただけばいいだろう。^^

 不平は自我じがが強いほど出やすいようだ。自分の思い通りに世の中が出来ている訳でもないのに、自我が強いと腹立たしくなり、不平が出やすくなる。チェッ! と舌打ちさせようとするのが不平の正体だ。そんな不平は逆手さかてにとって消せばいい訳で、何も小難こむずかしい話ではない。^^

 とある売り場で長蛇ちょうだの列が出来ている。一人の男、Xが、いっこう進まない列に不平がつのり、とうとうブチ切れた。

「おいっ!! いったい、どうなってるんだっ!! 売る気があるのかっ!!」

 前の売り場までは程遠く、Xが不平をブチまけたところで、まったく効果はなかった。そこへ一人の男、Yがやってきた。Yは『なんだ、混んでるじゃないか…』と平常心で思った。平常心はYに冷静な次の発想を与えた。

『アチラの店なら混んでないかっ! これならアチラの店の方がよかったな、ははは…』

 Yはそんな気分でスゥ~っと列を離れ、アチラの店へ向った。その後、アチラの店でスムーズに買い物を終えたYは、めでたくZになった。^^

 このように、不平は世の中の動きを冷静に見れば消え去るのである。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ