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第4話

「わかった、わかった。今からテストしてやる。それに合格したら入隊させてやる」

「本当っ!? やったー!!」

「猛っ!?」

「おいおい、いいのか?」

「まあ見ていてくれ。今からお前の実力を確かめさせてもらう」


 しゃべりながら猛は美華達から離れていった。

 やがて直線距離にして50mぐらい行くと振り返り、大声で説明し始めた。


「テストの内容は簡単だ。今からお前の所に向かって、まっすぐに歩いていく。俺は回避も防御の類も一切しない。今、ちょうど能力行使の許可を取ってある。そっちは何をしてもいいから、俺がお前の元に辿り着くのを止めてみせろ! それが試験だ」

「えっ!? そんな簡単な事でいいの?」


 拍子抜けした風に美華は呟いた。

 何をしてもいいのだから、固有能力エクストラセンスを使っても良いという事だ。

 ランク8位の自分がだ。

 向こうも何らかの固有能力を使うのだろうが、反撃も防御もしないというのだから、普通に考えれば合格しない方がおかしい試験である。必死に懇願した自分に絆され、合格できる試験を組んでくれた。

 美華はそう考えるとにんまりと笑顔を浮かべた。

 しかし、厚一達の意見は正反対であった。猛には美華を入隊させる積りが欠片も無いと判断したのである。例えランク1桁、それに加えて多大なハンデを与えたとしても猛が負ける事などあり得ない。

 そう断言できるだけの実力と秘密が、自分達にはあるのだ。


「よーし試験を始めるぞ! 準備はいいか?」

「オッケー! 任せといて!」

「まっ、待ってください!!」

「境子!?」


 猛が足を踏み出そうとしたまさに瞬間、控えめ性格の境子が必死に大声を張り上げ割って入ってきたのだ。これには猛達だけでなく、美華もびっくりである。

 そんな周囲の驚愕を他所に、境子は真剣極まりない表情で美華に忠告を発した。


「美華ちゃん! 全力を出して!!」

「ええっ!? でっ、でも、そんな事したら大怪我に……」

「甘くみちゃダメ! 私もさっき成り行きで似た様な事をしたんだけど、猛さんを止める所か傷一つ付けられなかったの。美華ちゃんでも止められない可能性が高いわ」

「うっ、嘘でしょ!?」

「へえ~」

「大人しそうで引っ込み思案なお嬢さんだと思っていたが、中々やるじゃないか」


 実際は戦ってすらいないのだが、猛の底知れない実力の一端を感じ取った境子に対し、厚一達は感嘆の声を上げた。

 美華にしても当初は面食らったが、境子が嘘を付くはずが無いし、何よりあんなに一生懸命に忠告してくれる言葉を疑ったのなら、もはや友の資格も無いと気を引き締め直した。

 緩みんだ笑みを浮かべていた美華の顔が引き締まると同時に、全身から爆発するかの様な業火が噴出し始めたのである。


「境子、ありがとう。あたし絶対合格してみせるから、応援してね!」

「美華ちゃん、頑張って!」

「よーし、いいか? 始めるぞ!!」


 準備ができたと判断した猛が大声で試験の開始を宣言すると、ゆっくりと歩き出した。

 その言葉に即座に反応し、美華は猛目掛けて大きな炎の波を放ったのである。


「いっけぇえ、炎波ファイヤーウェーヴ!!」

「……発火能力者、LV70の第2階梯、MP25000か……。ランク8位と考えれば妥当な数値か。いや第2階梯に到達している事も考えると、1年にしては破格の能力だな」

「まあ、一応位負けはしてない、って程度だね」


 和吾がハンディタイプのMPCを取り出すと美華の能力値を把握し、厚一と批評し合っていた。

 毒舌を身上とする厚一の意見を考慮しなかったとしても、和吾の有望という評価はあくまでランクに見合った能力といった程度で、猛に対抗できる等とは微塵も考えていない。

 結果も予想通りで、美華の発した炎の波に猛が飲まれたが一瞬姿が見えなくなったが、現れてみれば何事も無かったといったばかりに歩いているではないか。


「くっ、これならどうっ!? 焔弾群フレイムクラウド!!」


 1m近くはあろうかという大きな炎の玉を幾つも幾つも出現させると、現れる端から次々に高速で発射し始めた。LVの低い能力者であったなら、この火の玉1つすら満足に創り出せないであろう強力なものを一度に何十個も生成すると、高速で猛にぶつけ続けたのだ。

 さすがはランク1桁を名乗るに相応しい実力者である。

 ただし、猛の歩みを止められるかというと、全く別の話であったが……。

 無数に飛来する炎を避けるそぶりすら見せず、何度その身を焼かれようとその歩みは聊かも滞らない。

 有体にいって、全く効いていないと判ずるべきであろう。

 猛の着ている学生服はMCミスティククリーチャーとの戦闘にも耐えられる様、耐火耐刃耐酸性等々、様々な能力を持つMC(神話生物)相手に対応できる様に開発された優秀な戦闘服である。

 もっとも完全に断熱できるわけではないし、何より服からはみ出ている顔や手足等は何物にも守られていないのだが……。

 それにも拘らず、髪の毛一本でさえ燃えている様子が皆無であった。

 効いていない、全く効いていないのだ!

 ランク8位の自分が全力を出しているのに!!

 声にこそ出してはしないが、心中では盛大に悪態を付きつつも必死に攻撃を続けた。

 だが、それでも止まらない。

 無数の火の玉や炎の波、さらには金属さえ溶解させマグマに変える炎の壁を創り押し止め様と抗ったが、そのどれもが猛の前には無意味であった。

 傍らでは境子が必死に声援を送ってくれている。それに応えようと、幾度も凶悪な敵から勝利をもぎ取ってきた自慢の爆炎を放ち続けたが、こちらの抵抗を嘲笑うかの様に猛の歩は止まらない。

 気付けば当初は50mもあった距離が半分まで縮まってしまっている。

 もう後がない。半端な技では足を止める所か負傷させる事も叶わないと、この筋肉のお化けが底知れない実力者である事を、美華は漸くにして悟った。

 もはや奥の手を出すしかなかった。

 本来なら人間など消し炭所か気化し、跡形もなく消失してしまう程の劫火をだ。

 右手を天にかざしつつ、テストが始まって以来はじめて猛に声を掛けた。


「私の第2階梯の能力は熱情業火アーダーフレア。自分の思いや感情を込めた分だけ、私の炎は強力になっていくわ。次に放つのは私のとっておき! 人間が消えて無くなるほどの、超高温の火の玉よ!」

「へえ……」


 和吾が興味深そうに声を上げた。美華の威勢の良い宣言に感心したというわけではない。

 彼女の第2階梯の能力に関しでた。自分の感情や心の動きが能力を上下させるという、珍しい能力に興味を覚えたのだ。似た様な珍しい能力を自分が持っているが故に……。

 空に向けた右手の上で爆炎が渦巻き、高速で肥大化していった。


「私は人殺しになんかになりたくないし、あなたに大怪我をさせたいわけじゃないの! だからお願い、避けて!!」


 驚いたことに、自分が不合格になるかどうかという瀬戸際で、相手の事を気遣っているではないか。

 色々と残念な部分はあるが、他人を思いやる事ができる、根は優しい少女のようだ。

 見た目や言動から過小評価していた事を反省しつつ、歩きながら猛は大声を張り上げた。


「やってみろ!! もし俺が回避しなければならない程だったなら、合格にしてやる!」

「本当に危ないんだからね? 怪我しないでよっ!」


 叫び終わると唐突に美華は目を閉じた。自分の思いを強く意識する事で、熱情業火によって火球の威力を増大させようとしているのだ。

 この試験に合格するために、猛に認めてもらえるように、そして大切な友と一緒に過ごせるようになるために、美華は自分のありったけの思いを火球に込めた!

 火球はその意思に呼応し急速に巨大化し、今では直径10mにまで成長している。


「……MP40000。大した力だ」

「へぇ。単純な馬火力って感じだけど、それでもそこまで出せるのか。少しは見直したよ」

「美華ちゃん……」


 厚一達は美華の予想を上回る実力に感心し、境子は何とか受かって欲しいと祈る様に両手を組みつつ見守った。


「行くわよ! 灼熱日光冠バーニングコロナ!!」


 美華が宣言と同時に右手を振り下ろすと、太陽を想わせる巨大な火球が猛目掛けて勢い良く落下していった。その大きさから予想できないほど速度も速い。

 まあそれでも、肉体強化者である猛からしたら回避するのは難しくない。

 難しくないはずだが、猛は避ける素振りさえ見せず、相変わらずゆっくりと歩いていたのだ。

 これには火球を放った美華の方が仰天し、絶叫を上げた。


「避けてー!!」


 だが彼女の叫びも空しく、猛はそのまま美華の放った爆炎の火球にのまれてしまったのである。

 火球がそのまま大地に衝突すると、内包していた恐るべき力を開放する。

 燃え広がる豪炎と閃光、そして耳を劈く轟音。

 火球の当たった箇所は大地さえも蒸発したようで大量の煙が上がり、その周囲はマグマと化している。

 美華の発した必殺技の名前通り、太陽の表面温度と同等クラスの超高温であるようだ。


「うっ、嘘でしょ……」


 そんな中、大惨事を引き起こした張本人である美華は悲嘆に暮れていた。

 あの火球に当たれば、忠告した通り人間など消し炭所か消滅してしまうのだ。

 何故避けなかったのか?

 大丈夫なのだろうか?

 私は人殺しになってしまったのか?

 絶望が去来し、目に大粒の涙が溜まり出す。

 そんな美華に傍観していた厚一から辛辣な言葉が掛かった。


「あのさあ、悲劇のヒロインを演じるのはいいけど、ちゃんと現実を見ないと滑稽なだけだよ?」

「でっ、でも、私の奥の手は太陽の温度と変わらないのよ? 人間が当たって平気なわけないじゃない!」

「普通の人間ならそうだね」

「そうでしょ。だから……」

「でも猛は別さ。お前が何をしようと、はじめっから猛を傷つけるなんて不可能なんだよ」


 朦々と立ち込める煙の中から現れる巨大な人影。

 日本人離れした巨体に、先程と些かも変わらぬ足取り。

 そう、猛だ。

 猛が雄々しく猛々しい筋肉を誇示しながら健在な姿を見せたのだ。


「きゃあああああっ!?」


 悲鳴を上げたのは境子。次いで混乱から立ち直った美華が黄色い悲鳴を上げた。

 猛は無傷だった。分厚い筋肉や髪でさえも傷付いていない事からも、美華の奥の手が全く通じなかった事が良く解る。

 胸や背中、腕や足、果ては股間までも詳らかに見えているのだから。


「何で裸なのよー!?」

「何でって……。自分で攻撃しておいて、よく言えるな」


 疑似太陽とも呼べる美華の切り札によって、対MC用の猛の学生服兼戦闘服は灰燼に帰したのである。

 本来なら、中身の人体の方が甚大な被害を被ってしかるべきであるが、摩訶不思議な事に全くの無傷であった。

 猛の固有能力によって防御したという事なのだろうか……。


「私が悪かったから、早く服を着なさいよー!!」

「おいおい。そこは服の心配より、まず自分の心配をすべきだろう?」

「えっ!?」


 赤面し慌てふためく美華に猛は辿り付くと、ポンと頭に手を乗せた。


「これでテストは終了だ」

「あっ……」


 美華がようやく我に返った時にはもう手遅れだった。

 試験の内容は猛が美華に到達するのを止める事だった。つまり結果は ――


「うっ、嘘。それじゃあ、あたしは……」

「お前は不合格だ」


 猛の無情な言葉が美華を貫いた。

 意気揚々と試験に挑み、あげくの果てに奥の手まで曝したのに、結果は不合格。それは即ち、境子と同じ部隊に入り仲を深めつつ切磋琢磨するという、美華の希望が叶わないという事を意味している。


「ごめんさい、ごめんな゛さ゛い゛。あ゛だじがんばりまずから、い゛い゛子にじま゛ずがら゛~!! お゛ね゛がい゛じま゛ず、い゛れ゛でぐだざい~!!」


 恥も外聞も無く、涙を流し鼻水を垂らしながら猛の足に抱き着いて懇願し出したのである。


「ガキかお前は! 汚いだろっ!?」

「お゛ね゛がい゛じま゛ずー。い゛れ゛でぐだざい~」


 さながら小さい幼子が必死に親に縋り付くようだ。

 猛の力なら引きはがすのは容易だが、子供を虐めるようでどうにも乗り気になれない。

 どうしようかと猛が悩んでいると、意を決した境子が進み出ると、深々と頭を下げて嘆願した。


「たっ、猛さん! どうにか美華ちゃんを入れてあげられないでしょうか?」

「こいつをか?」

「未熟者の私ですが、美華ちゃんが失敗しないように手助けしますので、どうかお願いできないでしょうか?」

「う~ん、そうはいってもな~~」


 美華がテストを受け、今をなお無様な姿を曝して必死になっているのは、境子と一緒にいたいからなのだ。美華の思いがうれしくて、内気で引っ込み思案な自分を叱咤し、境子は何とかできないかと猛に願い出たというわけである。

 一方の猛はというと、相変わらず足に美華を引っ付けつつ悩んでいた。

 猛達、第23部隊は()()()()学内ランキングに固執しない特殊な部隊であり、かつ猛の気心の知れた者、()()しかいれていない一風変わった部隊であった。

 美華の入隊も、結局の所猛の心次第であるのだが、この部隊には秘密があったのだ。


「どう思う?」

「はあっ!? こんなアバ〇レ入れるつもりなの!? 猛、正気?」

「猛、俺達には他人に知られちゃいけない秘密がいくつもあるだろう?」

「お願いします! 美華ちゃんだって悪い子じゃないんですから、きちんと言えば秘密だって守れます! ねっ、美華ちゃん?」

「ぢぁ゛ん゛どい゛い゛子にじま゛ずがら゛、い゛れ゛でぐだざい~」


 顔をぐじゅぐじゅにして泣き腫らしながら、美華は猛に懇願し続けた。

 何だかこちらが悪者になったようで、どうにも居た堪れない。

 盛大に溜息を漏らしガジガジと乱暴に頭を掻くと、猛は口を開いた。


「まっ、変わったペットを飼う様なもんだろ。秘密については、こいつも身内にして参加させてしまえばいいだろう」

「そりゃそうだけど……。本当に入れるの? 僕は反対だよ!」

「しばらくは仮入隊で様子見だな。こいつがちゃんと秘密を守り、俺達の言う事を聞けば良し。やらかしてくれたら叩き出すか、その度合いに応じてペナルティだな」

「ったく、猛は甘いなー」

「あっ、ありがとうございます!」

「はははっ、それが猛の良い所さ。猛はむしゃぶり付きたくなる良い男さ」

「黙れよ、このホモ!」

「ははははははっ!」


 境子はほっと胸を撫で下ろし、美華もどうやらお情けで仮入隊が許されるとわかり泣いた顔に笑顔が戻った。そんな美華に意地悪そうな顔になった猛が声を掛ける。


「ところで、いつまでくっ付いているんだ? そんなに俺の裸がいいのか?」

「ぴゃあっ!?」


 言われて初めて自分の置かれた状態に気が付いたのか、顔中を真っ赤にすると脱兎の如く飛び離れた。遊び人風の見た目に反して、どうにも反応が初い。初過ぎる。

 その様子から察したのか、厚一が嘆息しつつ毒を吐いた。


「なんだ、アバズ〇なのは見た目だけか。ただの処〇ビッ〇か……」

「なっ、なっなっ!?」


 いわゆる遊んでいるのは見掛けだけで、中身はおぼこだと言い切ったのだ。


「そっ、そんな事無いわ。こっ、この間もナイスミドルなおじ様と夜通し遊んだんだからっ! ほっ、本当よ?」


 シドロモドロに反論を試みたようだが、却って胡散臭さが増しただけだった。

 そもそもこの学園の生徒が援〇交〇などする必要はないのだ。MCとの戦闘による危険手当が国から支給されるし、能力者ランクや部隊ランキング等により更に支給されるからだ。

 ランク1桁の能力者が、わざわざ端金目当てで性を売る必要性など皆無に等しい。

 では何故遊び人風の格好をしているのかであるが、おそらくは彼女なりに友達作りや話題作りとして間違った方向に努力した結果なのであろう。ぼっちなりに努力をしたのであろうが、方向が明後日を向いていて目的地に辿り付けず暴走してしまった、まあそんな所だろうか。

 論破するのは容易かったが余りに可愛そうで、厚一がお得意の毒舌をふるうのを躊躇うほどであった。


「まあいい。美華、俺達の部隊への仮入隊を許そう。ちゃんと良い子にしてるんだぞ? そうすれば可愛がってやるからな?」

「えっ、ええ、わかったわ」

「それも大切ですけど、はっ、早く服を着てください!!」


 惚れ惚れするナイスバルクな裸体を羞恥心も無く見せ続ける猛に、顔を手で隠した境子が大声を上げて注意した。美華も両手で目を覆ってはいるものの、隙間からちらちら猛を見ている。

 異性に興味津々なお年頃なのだろう。


「っといっても、替えの服か……。ここからだと、部室が一番近いか?」

「俺が持って来よう。猛がその姿で動き回ると、別の問題が起きそうだ」

「そりゃチ〇ポ丸出しの大男が歩いてたらねぇ。牢屋にぶち込まれるんじゃない?」

「ははっ、俺は大歓迎だけどね。すぐ戻るから、隅の方で大人しくしていてくれ」


 そう言うと返事も待たず颯爽と和吾は走って行った。実に得難い友人である。


「さーて、和吾が戻ったら、移動するぞ」

「えっ!? 何処にですか?」

「楽しい場所さ。行けば気に入るんじゃないかな」

「へぇ~、面白そうね。そこで何するの?」

「なあに簡単な事さ。境子の兄貴をぶちのめすのさ」

「「えっ!?」」


 境子や美華が顔一杯に疑問符を浮かべるも猛は悪戯っ子の様に笑うだけで、後のお楽しみと沈黙を続け焦らすのだった。


 励みになりますので、もしよろしければ感想や評価、お気に入り登録等をして頂ければ幸いです。

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