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たった十分間の出来事

作者: ScTiVCrMn

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もし生まれ変わる事ができるなら、


今と違う仕事をして、

今と違う家族といて、

今と違うトコに住んで、


また同じ人を好きになる。


神様一つ聞いてくれよ。

あの娘を笑顔にしたい。

いつも僕に微笑みかけてくれるあの娘を。

いつも僕を笑顔にしてくれるあの娘を。

僕の力で笑顔にしたい。


ねぇ、今あの娘わ何を想う?

それわ一瞬の事だった。

走り去る鉄の塊。

アスファルトの上に寝転ぶあの娘。

どうして動かない?

どうして笑わない?


やっとわかった。

堪えても、堪えても、

涙が溢れてくるんだ。


あの娘が何かゆってる。


神様一つ聞いてくれよ。

あの娘を救ってやって。

必要なら僕を使って。

今死んだって構わない。

あの娘を笑顔にしたい。


その笑顔がさ、

たとえ見れなくなっても。


あの娘を背負って走る。

だんだん冷たくなる背中。


あの娘が何かゆってる。

もし生まれ変わる事ができるなら、


今と違う仕事をして、

今と違うトコに住んで、

今と違う家族といて、


また同じ人を好きになる。


もぅ二度と動かない口から奏でられた言葉を胸に焼き付けるんだ。


神様答えてくれよ。

あの娘わどうして笑ってる?

苦しくなる程強く抱きつく、

あの娘の小さな体。


神様一つ聞いていい?

あの娘わ天国へ行ったの?


神様一つ聞いてきてよ。

あの娘わ幸せだったの?

僕わ幸せだったんだよ?

あの娘を笑顔にできたんだから。




今までずっと、


ずっと神様と話してた。

初めて君に直接伝えたいと思ったんだ。

遅すぎたね、

ごめんよ、

でも今なら、言えるんだ、












ありがとう


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― 新着の感想 ―
[一言] 藍坊主のテールランプ? パクり?w似過ぎw
[一言] “小説”というよりは“詩”ですね。 「もし生まれ変わることが出来るなら・・・」これは彼女の言葉だったんですね。 冒頭にある、このセリフが彼のものとも取れるので最後に、『あの娘が何かゆってる』…
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