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始まり

ジリリリリリリン

目覚ましの音が鳴る



『まだ7時か…二度寝するか』



自分でセットしたにも関わらず、目覚ましを止め再び眠りに入る



「優、起きて…おはよう」


『ん?…おはよう!?』



幼なじみの声で目覚める…が驚き起き上がる



『ってなんでお前がここにいる?』


「もう8時なのに家から出てこないから起こしに来たんだよー」


いつもと変わらない笑顔で返答してきた


『だからと言って勝手に人の部屋に入ってくるなよ』


「別にいいじゃーん。幼なじみなんだし」


『楓は昔からそうだ、幼なじみだからって何でも許されるわけじゃないだろ?』


「細かいこと気にしないのー、男でしょ!!!」


『どちらかと言えば楓のがおとグハッ』



言葉を言い終える前に腹に蹴りが放たれた



「ぐだぐだ言ってないで早く着替えなよ、遅刻しちゃうよ?」



言うだけ言って楓は部屋を出ていった



『でも起こしてくれたことには感謝すべきか…』



このままではリアルに遅刻してしまいそうなので急いで着替えを済ませ部屋を出る



『いってきまーす』



と言いながら玄関の扉を勢いよく家を出る



「もう、遅いよ優」


『悪い悪い、さて行きますか』


「うん」



自転車の後ろに楓を乗せると優は全速力でこぎ始めた



「早いはやーい、これなら余裕で間に合うね」


『いつも楽しやがって、毎日毎日お前を乗せて学校まで行き帰り自転車こぐ俺の身にもなってくれよ…はぁ…はぁ…』


「自転車の後ろにこんなに可愛い子乗せて登下校できるんだから文句言わないのー」


『えっ?誰が可愛いって?…痛たたっ』



自転車の後ろから頬をつねられた



『はいはい、お姫様の仰せのままに』


「よろしい」



通い慣れた道を通り学校へて向かう

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