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あるトコの小さな物語

作者: 雨宮柳

雪が降り続いていた。12月、まさに冬の絶頂期だ。

街は徐々にクリスマスへ向けて装いを変え始めている。人の顔も、心なし楽しそうに見える。

そんな世界の中で―――

「はぁ……」

僕はため息をついていた。

これで失業五回目。自己記録を随時更新中だ。

「ちくしょーっ」

たまたま落ちていた缶を蹴飛ばした。いや、ほんとはちょうど当たっただけなんだけどさ。

「いっってぇじゃねぇか、われぇぇぇっ!!?」いかにもな感じで脛を押さえて叫んでる目の前の人…。あなたに当てるつもりは、神に誓っても無かったよ、うん。


散々ボコボコにして、ようやくすっきりしたのか、財布を抜き取って意気揚々と″いかにもな人″は去っていった。人気のない路地裏に残ったのは、体中痣だらけで倒れている僕。

はぁ……ほんと……嫌なことは重なるんだね。

痛みで自由のきかない身体を仰向けにする。建物の間を雪がチラチラと僕の顔へ舞い降りてくる。

彼女いない歴25年。つまり自分の歳と同じ訳で。

昔から僕は鈍臭くて、スポーツにしても勉強にしても、芸術も。いつだって下から数えたほうが早かった。

成人して仕事をすれば少しはよくなるだろうと思っていたけど、そんなことはなかった。失敗を繰り返して、怒られ続けて、いつのまにか退職勧告。そんなことを五回もやってきた。

舞い落ちる雪を見る。白くて儚い、雪。けれど人に感じさせるものを持っている。

こんな小さな雪でもできることを…僕はできない。悲しいとかより、むしろ笑えてくるよ

「はぁ……」

ため息が白く虚空へと吸い込まれていく。それを見てふと寒さを感じた。

「このまま、死んじゃおうかな…」

小さく独り言をつぶやいた。そう、本当にひとりごとだったんだけど。

「だめですよ、そんなこと!」

突然、雪と一緒に返事が降ってきた。





「痛ぅっっ」

「我慢しなさい!男でしょ?」

彼女は少し乱暴に、だけどやさしく手当てをしてくれた。

さて、どうしてこんなことになっているのかと言いますと。

痣だらけで血を流して倒れていた僕を、たまたま路地を覗いた彼女が見つけて声をかけたらしい。僕は彼女に肩を貸してもらいながら歩いて、気が付いたらここで手当てを受けていた。

ひどい打撲で意識がもうろうとしていたのかもしれない。普段の僕ならそこから逃げ去っているところだろう。

意識がはっきりしてる現在は――まぁ案の定、脈拍100を軽く蹴っ飛ばしているのだった。彼女の髪が揺れてやわらかい香りがする度にどきっとしてしまう。…まるで中学生に戻ったみたいだ。

「はい、おしまいっ」

「っっっ!」

軽く叩かれただけで激痛が走る。悶えてる僕を見て、彼女は呆れたように言う。

「情けないわねえ。男ならもっとこう、グッと堪えなさい!」

言って、また叩くし…。

こんな焼けた鉄押しつけられるような痛み、どうやって堪えればいいのさ…。

かなり乱暴で、ヒドイ人のように思えるけど、これは彼女なりのやさしさなのかもしれない。

僕は

「死のうかな」

と言って間もない人間だ。元気づけようとしてくれているのかもしれない。…多分だけど。

でも、どうして見ず知らずの人にここまで―――

そこまで考えて、大事なことを忘れていたことにようやく気が付いた。「自己紹介…まだだったよね」

「あ、そっか。えと…私は浅川奈々恵。君は?」

「僕は…片瀬隆也」

彼女の差し出した手を戸惑いながら握り返す。

それが、彼女との出会いだった。



彼女と別れて3日が過ぎた。まだリストラを受けた傷は癒えていないものの、引き籠もってもしょうがないので街に繰り出す。目的は職探し。とにかく食べるにはそれしかなかった。

昼食をコンビニで買って、ついでに求人雑誌を手に取り公園へ向かった。

まずは、日払いの簡単な仕事を探さないと……

ため息混じりに公園を歩く。新しい職を探すときはいつも憂欝だ。

そういえば、奈々恵さんはどうしてるかな―――

ふと3日前に出会った女性が頭に浮かぶ。確かに綺麗な女性だとは思ったが、隆也はそれ以外特に何も感じていなかった。

ただ女性と話すことが久しぶりだったから、印象に残ったのかもしれない。

そう思いながらベンチの横を過ぎたとき、後ろから声が飛んできた。

「お〜い、隆也〜」

振り向くと、ベンチに座ったまま手を振る奈々恵。それは別段問題はなかった。ただ……

なぜ…タイヤキとアイスクリーム?しかも三段重ねの。今、確か冬のはずだよね…?

思わず自分の格好を見てしまった。くたびれたスーツの上に、更にくたびれたコートを羽織っている。

…うん、明らかに冬だよな。

不自然な行動をとっている隆也を不思議に思い、もう一度叫ぶ奈々恵。

「隆也…だよね?ほら、こっち来なよ〜」

手招きする彼女に引っ張られるようにベンチへと近寄る。

「ほら、ここ座って」

ポンポンとベンチの空いた場所を叩いて座るよう促す。隆也はそれに従って、隣に腰掛けた。

「久しぶりだね。あれから元気にしてた?」

「えっ?あ、うん」

「と言ってもまだ3日しか経ってないか。でもまぁ、元気でなによりね」

一人頷く奈々恵。答えて隆也は苦笑いをした。

それが気に食わなかったのか、奈々恵は眉間にシワを寄せて顔を近付けてきた。

隆也にとっては、はっきり言って、心臓に悪いことこの上ない。

「…どうしてそんなにノリが悪いかな〜。それじゃ上司に受け悪いぞ?」

また苦笑いを浮かべて隆也は答える。

「…上司なんていないよ」

「えっ?」

「3日前にリストラ食らったから」

そう言っておにぎりとかと一緒に入れていた求人雑誌を取り出してみせる。

バツが悪そうに身を縮めて彼女はうなだれると

「ごめん」

と一言。

ホントにやさしい人なんだな、と思いながら求人雑誌を戻して口を開く。

「構わないよ。それに、これが初めてじゃないし」

「…そうなの?」

そっと顔を上げて上目遣いに見てくる彼女。栗色の肘まである髪が不安げに揺れる。

隆也は、今までの自分の経緯を話した。はっきり言って、こんなこと人に話すことじゃない。話したくもない。だけど……

彼女にだけは話したい。なぜか、隆也はそう思えた。

僕の話す一言一言に、同感したり、笑ったり、怒ってみたり、説教したり。

そんな彼女のころころ変わる表情が見たくて、いつのまにか僕は饒舌になっていた。

自分でも信じられなかった。あんなにも嫌で、みじめで、悲しかった仕事のことを、今は話の種にしている。

壊れちゃったのかな、僕は。

でも、こんな壊れ方ならいいかも。



「……っていう事情で、僕は今ここにいるわけなんだ」

「波瀾万丈な人生ね〜。と言うか運悪すぎっ」

「僕も思うよ。どうしてこんなに不運なことばかり続くんだろ?」

「それは君が肝心なところで弱きになるからでしょ。もう少しがんばりましょう!」

ピシッとでこピンが一発。痛そうに額を押さえる僕と、笑う彼女。

不思議に心があったかかった。こんな気持ち良さ、生まれて初めてかもしれない。

親は物心ついたときに事故で亡くして、引き取られた家では、いつも僕のことで伯父と伯母が大ゲンカ。小中学校や高校でも、生来の弱気が祟って誰の仲間にもなれなかった。


そんな僕に、彼女はやさしく接してくれた。人の、あったかさを教えてくれた。

「ちよっ…どうして泣いてるのよ!?」

「えっ…?」

頬に触れると、ひやりと冷たいものを感じた。

なんで…僕は…泣いているんだ…?…もう…高校の頃に…枯れたはずじゃ…

泣いているとわかると、もう止めることができなくなって、ぽろぽろと頬を伝い、膝へと落ちていく。

止まれよ…情けないだろ…これ以上情けないところ見せてどうするんだよ…っ

自分に言い聞かせ、涙を拭っても涙は止まることを知らない。

まるで壊れた蛇口みたいに、隆也は泣き続けた。

不意に暖かい何かが隆也を包み込んだ。彼女、だった。

強く、けれどもやさしく。まるで我が子のように抱きしめ、背中を軽く叩いてくれる。

もう顔すら覚えていない母が、そこにいるようだった。

また、涙がこぼれだした。



しばらくしてようやく涙が止まると、隆也は恥ずかしそうに顔を上げた。

「ごめん…でも、おかげで落ち着いたよ」

ホント恥ずかしい事この上ないな。まだ会ったばかりのような人の前で…しかも抱き締めてもらって。

泣いていたときにはあまり気にしなかったけど、今思うとものすごい状況だったんだな…

そんなことを考えると、また恥ずかしくなって俯いた。

奈々恵はう〜んと考える素振りを見せ、次に指を鳴らした。何か思いついたようだ。

「そうだ…飲もう!」

「はい?」



「どんどん頼んでね!割勘だけど」

「は…はぁ」

隆也は行きつけらしい居酒屋へと連れてこられた。

手慣れた様子で次々と注文する奈々恵を、隆也はただ茫然と見ていた。

「ん?どうしたの。いいモノなかったかな?ここ結構品揃えはいいはずなんだけど」

「い、いえそうじゃないんですけど…」

「けど?」

「こういう所は…初めてだから」

恥ずかしそうに言うそれを、しっかりと聞き届けると奈々恵は嬉しそうに笑った。

「じゃあ、ここの楽しさを初めて教えるのは私ってことだね!」

ビールジョッキが運ばれてくる。

乾杯を合図に、二人だけのささやかな宴会は始まった。



…で

どうしてこうなったのかな…

「う〜…ちよっと気持ち悪いかも…」

「飲み過ぎですよ…」

居酒屋を出るときには奈々恵さんは出来上がっていた。肩を貸してもまともに歩けないので、僕が背負うことになっていた。

こうやってみると、堂々としていてすごいと思うけど、やっぱり軽くて、小柄な女性なんだな…

「…隆也くん」

「はい?」

酒臭くて、とろんとした声で僕を呼ぶ。

そういえば会ってから初めてだな、゛くん゛をつけて呼ばれたのって。

「…ありがと」

「いいですよ」

ずれてきた彼女の体を、反動をつけて戻す。

「意外と力あるわね〜」

「まぁ…一応男ですからね」

正直言えば結構辛かった。降りてもらえますか?って言えばいいんだろう。そうすれば、何とも思わず彼女は降りて自分で歩くだけ。

なんで頑張ってるんだろう?

どうして、こんなにも必死になってるんだろう?

また、彼女が呼び掛けてくる。相変わらずその度どきっとするけど。

「ありがとね」

「…はい」

あぁ、そうか。この言葉が嬉しいからなんだ。

今ここで、必要とされているんだ。



奈々恵さんの家に着くと、彼女はそのままバタンとベッドに倒れこんでしまった。

毛布をかけて、帰ろうと振り向いた時、裾を引っ張られているのに気付いた。

「今日は泊まっていきなさい。雑魚寝になっちゃうけど」

「でも…。…っ!?」

ふと見た彼女の目には、涙が光っていた。

「……わかりました」



防寒性にすぐれた部屋のようで、タオルケット一枚でも寒くはなかった。

「ねぇ、隆也くん。起きてる?」

「あ、はい」

突然かけられた声。まだ少し甘い感じがある。

「今日は…すごく楽しかった」

「僕もですよ」

「うん。…私ね」

一息置いて、ほとんどかわらない調子で。

「あの日君を見つけたとき、彼氏のお葬式の帰りだったんだ」

「えっ!?」

思わず体を起こして奈々恵をまじまじと見てしまった。彼女は壁を向いてベッドへ横になったまま続ける。

表情は見えない。

「彼…心臓病でね。もう治すことができないくらい悪くなってたの」

嗚咽を押さえながら、奈々恵は言葉をこぼすように話を続ける。

「だんだん悪くなっていく彼を見ていて…それでもきっと治るだろうなんて…バカみたいに…思い続けて…でも…やっぱり…」

隆也は、震える背中を見つめたまま、静かに聞いていた。

今は…ただ受けとめよう。僕にできることを…無理せずに。

「君に出会ったとき…死んじゃいけないって言ったでしょ?本当はあれ…自分に言い聞かせていたんだと思う。彼がいなくなって…生きている意味が無くなったように思えて……死んじゃおうかなってさ…」

愛する人がいなくなる。

恋人はできたことはないけど、家族を失った悲しみなら知っている。

現実味がなくて、でも受けとめなければならない。

だけど、人間はそんなに強くない。だから、自分の命を断ちたくなる。…辛いことから逃げようとする。

「私、君を彼と重ねていると思うの。今日、一緒に飲んで、よくわかった。君のこと、まだちゃんと知らないのをいいことに、彼と重ねて、自分の憂さを晴らして。…君だって…辛いのに」

家族がいないのは、飲んでいたときに話していた。こんな辛い事情があったなんて、知らなかったから。

本当、僕は察しが悪い。

「ごめんね…ずるいよね…汚いよね…怒ってもいいよ…私はそれだけひどいことしたんだから…」

「ひどくなんかありませんよ」

「えっ?」

奈々恵が上半身を持ち上げ、こちらに向けてくる。彼女がやけに小さく見えた。

「辛いときは誰かに頼ってもいいじゃないですか。僕だって、奈々恵さんに助けられたんですよ。あの時、奈々恵さんがいなければ、僕は死んでいたかもしれなかったんです」

自分の命を救ってくれた。僕に力をくれた。感謝してもしきれない気持ちを、どうにか表そうと、がむしゃらに言葉を紡ぐ。

「人は一人で生きられるほど強くないんです。誰かに支えてもらってこそ、そこにいることができるんです」


頭の中が熱くなって、自分が何を言っているのかわからなくなる。熱すぎて、壊れそうだ

壊れるなら壊れてもいい。できることを…今しかできないことをするんだ。

立ち上がり、彼女の目の前へと寄る。

「僕は奈々恵さんに支えてもらった。だから、今度は僕が支える番です。その役目ができるなら、僕は嬉しいです」

驚くくらいに、自然に僕は彼女を抱き締めていた。彼女がいとおしくて、ただ力になりたくて。

ようやく自分の気持ちに気付いた。

僕は、彼女が………

「…バカ…また思い出しちゃうでしょ…なんでそんなにやさしいのよ…」

そう言って、彼女は静かに泣き続けていた。




「ほ〜〜ら〜〜……起きなさーーーい!!!」

スッパアアァン!

「痛ぅっ!?」

音と衝撃が同時に襲い掛かってきた。

チカチカと星が舞い散る中、目を開けると巨大ハリセンを右肩に担いで仁王立ちにする奈々恵の姿が見えた。

…どこから出したの?そのハリセン…

「ほら、今日は面接の日でしょ!?さっさと支度するっ」

そう言い終えると、背中を向けて台所へと歩いていった。

そう、今日は面接の日だ。場所は、なんと某有名芸能プロダクション。

マネージメントの仕事なのだが、奈々恵が言うに、そういう仕事のほうがへたなルーチンワークより、僕には向いてるらしい。

確かに飽きっぽい性格だけど変に几帳面だし、目新しいことのほうが仕事も充実するし。

自分より僕のことを知っているんじゃないだろうか?

「ご飯できたよ〜。冷めちゃうから先に食べよ?」

「はいはい」

あわてて布団から起き上がるとテーブルへと向かう。

…あの日以来、僕たちは同棲を始め、一ヵ月が過ぎた。

現実的なことを言えば、光熱費や家賃を折半で払えるから。

あとは…まぁ、うん。一緒にいたかったから。

とにかく、今まで僕はバイトを掛け持ちしたりして稼いでいたのだが、このままだと収入も少ないので定職に就くことにした。

最近になって知ったのだけど、なんと彼女の両親は共に俳優らしいのだ。

しかし彼女は敢えてその道を取らず、普通に会社へ入っているようだ。当然のように一流の、だけど。

彼女の両親に頼み、マネージャー試験の募集を紹介してもらった。もしバカみたいなことをすれば、彼女の両親の顔に泥を塗ることになるので、入る前から気が気じゃないけど。

「少し急いだほうがいいかもね。この時間、結構こむから」

「確かに…まずいかも」

…大丈夫、彼女が向いてるって言ったんだ。絶対に合格するさ。



「ハンカチ持った?ティッシュ持った?」

「持った持った。小学生じゃないんだから」

「あはは、そうだね。…じゃあ大人の、出掛けの挨拶を」

「っ!?」

玄関口、マンションの一室の前での…キス。

「っっっ何を…」

「んふふ♪ちょっと憧れだったのよね〜」

あぁ…ゴミ袋持った隣のオバサンが、若いわねぇなんて感じで片手を口に添えてにやにやしてる……

「いってらっしゃい!」

「いってきます」

片手を上げて、面接会場へと向かう。

道路を歩きながら空を見上げる。1月の澄んだ空が大きく広がる。

…うん、幸せってあるもんだな。

辛いことがあっても、彼女とならきっと乗り越えられる。



願わくば、すべての人が、この空のように、澄んだ幸せを掴めるように―――

勢いに乗って書きました…というより書いてしまいました。書いてて思いましたけど、ガキに大人の物語は書けないんですねぇ。なんか嘘っぽくなるというか、臭くなるというか、むしろ納得いかないまま書くから支離滅裂だし。まぁ、それでも書きたいことは書けたと思います。人は誰かに支えられないと生きられない。例え、間接的であっても。人の死は悲しいけど、きっと残された人に何かを残している筈です。それを探すのが残された人の使命なのではないか。そう思います。そんな想いを込めながら――か

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