4, Ⅱ -nd-Revellion ~ cruel ~
「Ⅱ -nd-Revellion ~ cruel ~」
未来を弾きながら 手首の傷を信じながら
悪魔の手先と蔑まされながら 少年は自分を信じていた
甘いっちょろい奴らが僕を誘惑する 僕は話さない クールを装った
時計仕掛けのオレンジが爆発しそうだ いつまで僕の感性はここに縛りつけられているのだろうか
イカレタくらいドス黒い空が この鎖を引きちぎろうとする
こんな糞ったれの洗脳に 黙れるほど 僕はキチガイじゃない
いったいいくら星の数を数えれば 僕は眠れるのだろうか
横たわりながら何度も僕は手首の手錠をナイフで突き刺した
少年は自由を願った きっとあの光が僕にも降り注ぐと信じて
夢を見るのはいつも地獄の中 狂いそうになるほどの景色
秋の季節もこない 螺旋の苦痛
脱出した僕は この世の全ての闇をその身に受け この大地に振りそそいた
終ることのない反逆 どこまでの続く呪われた鎖
どこまで走って追いついてくる負の螺旋 未来を見えなくなった僕は自由を捨てた
どこまでも深い意識の底 少年は自らの身体をその檻の中に閉じ込めた
誰の眼に届かないほど遠くへ しかし心はすぐ手の届きそうな場所にある
僕の心は誰の手も届かない 手を檻に当てたまま僕は心を深遠の先に閉じ込め
ここで叫び続ける