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1, Ⅰ-st- Revellion ～newborn～
「Ⅰ-st- Revellion ～newborn～」
２... 1.....
少女は卵を抱えて爆弾のスイッチの紐を引く
少女の引かれる手と共に運命を終わる世界
少女は空の頂から自分が滅ぼした世界を見る
少女はもうすぐ生まれゆく卵に目をやる
それは運命付けられた反逆 先の分かりきった荒廃の未来
少女はその卵の誕生を見守る
卵が光を放つ
少女は光に包まれた
それは夢の時間程 把握できないほど遡った過去の世界
まだ少女の瞳には世界が色づいていた
卵はまだ光を放つ前の元の状態 いやその卵には生命すら宿ってないのかもしれない
少女は生まれて初めて笑顔を見せる
少女はその手にもっていた卵を破壊する
少女は空白の罪に自ら鎖を掛けた
まだ純粋な光は空から大地へ流れ落ちる
こうして少女の最初の反逆は破壊された世界に新たな運命を作り出した
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