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始まりの英雄が語るは栄光か、はたまた・・・
前日譚?そんなお話
俺の名前はアベル。
ああ、そうだ。『最初の英雄』とか謳われる。『七色』のアベルだ。
これは、英雄譚なんかじゃない。
俺の、俺の、なんなんだろうな。
それは読んでるお前が決めてくれ。
だが断言する。ここに書くのはハッピーエンドだらけの幼稚なおとぎ話じゃない。
それでも読みてぇなら勝手に読め。俺はもう疲れた。疲れたんだ。
ここまで読んで・・・そこまでの頁数じゃねぇな・・まぁいい。読みてぇなら頁をめくれ。
これは俺の『はんせい』だ。