第93話 天使?
「言ってませんでしたが私は天使教に入信はしておりませんがその行動と考えは賛同しておりまして、できたら天使様に会ってみたいと思っておりました」
「実物見たら幻滅しませんか?」
「いえ、実際にお会いできて私の考えが正しかったと言う事が分かりました。巨大な力をお持ちなのにそれを民の為に使い、自国以外でもその考えは変わらない。……こう言ってしまっていいのか分かりませんが立派な方だなと思います」
「そう言ってもらえるほどの事はしておりません。不相応な身分を貰ってしまったので民の為、国の為に働いているだけですよ」
「そうですか。とりあえず我が国としては貴国、特にツバキ子爵とは仲良くしていきたいと思っておりますのでこれからもよろしくお願いいたします」
「此方こそよろしくお願いいたします」
こうして隣国の方達は帰って行った。天使扱いが少し恥ずかしかったが、悪い気はしなかった。
そこからまたルカを連れての工事の日々が始まり数ヶ月たったころに家の方に珍しい人が来た。
「久しぶりです。雪月風花ですが覚えてますか?」
「久しぶり~。なんか皆さん大人になった感じがするね。良かったら色々話聞かせて!」
「あの後国に帰ってからが大変でカゼ様がまだ結婚しないのが問題となっていて」
「それをここで言うか?」
「で、旅の途中で仲良くしていた方が居ましたと報告したらその人と結婚する気あるのかと聞かれてこちらに戻って来たのです」
それってもしかして私の事?!
「その仲良くなった人って?」
「ツバキ様……今は子爵だったかな?貴女ですよ」
やっぱり私?え、また結婚の話?
「いやあの、え?私と結婚したいのですか?確か西の島国の第三王子でしたよね?」
「そうだよ。覚えていてくれたんだ。でも君は結婚とか望んでいないのは聞いている。だから少しの間ここの領地で近くに居ても良いかな?仕事は手伝うし」
「お仕事手伝ってくれるのは嬉しいですが、あの第三王子様なんですよね……」
「まあ俺の場合は国を出ても良いと許可貰ってるから。気に入ったらここに永住するかもしれない」
「第三王子ってそんな気楽なの?」
「上の兄2人が出来が良いから、俺は必要ないって感じ」
「一応住む分には問題ないよ、今から近くに簡易の家作るよ。本格的に住むなら家を買ってね」
「家作るって……魔法で?」
「当然!」
「当然なんだ?」
「近くに温泉有るから自由に使って。ただ混浴は禁止だからね」
「心配しなくてもそんな事しませんよ」
……久々に会えたし色々話聞きたいな
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