第79話 奪還
よく考えたら国境に勝手に道を作ったら怒られるかと思い、一応国に戻ってから許可が出たら道を作ると約束した。この国境付近だけではなく他の方面にも魔獣が出現していたのでそれを退治して皆で食べた。
皆から天使様と呼ばれて私の言う通りに動いてくれるため進軍は当初より早く、安全に魔獣を倒せるようになった。
そんな感じで数週間後遂に魔獣に占領されていた土地の奪還が終わった。
さあこれで帰れるぞって思っていたのだが、第三王子は私を帰す気が無いみたいだ。
第三王子に帰還の挨拶に行ったが……
「魔獣退治も終わりましたし、そろそろ本国に戻ります。短い間でしたけどお世話になりました(と実際には思ってないが)」
「まだ祝いのパーティとかが残っている……主役の君が帰ってしまうのは困るよ。もう少し滞在できないか?」
「主役は第三王子ではないですか?私は報告と国境の道の事も有りますので戻りたいのですが」
「そんなに急がなくても……実際に兵を指揮していたのは君だろう。そうだ褒美も用意する。……それにな結婚の話もしたいし……」
「私は結婚する気は有りません。何で私なんですか?最初は嫌っていたではないですか」
「君を見てたら自分の考えが間違っていたと言うのが良く分かった。君みたいに強い女性を初めて見た。周りの女性は私の言う事には逆らわなかったし、自分では何もできないやつばかりなだったのでな。当然見た目も合格だ」
「(そう思って頂けるのは嬉しいですが)気持ち悪い……。失礼しました本音が出ました。私は貴方を好きに成れそうには有りません。こうなったら強引にでも帰らせてもらいます」
「お前の部下たちを置いて行くのか?今は我が軍の中心だぞ」
「それを言うなら私は第三王子の人生を終わらせることも出来ますが……」
「……分かった。とりあえず一旦戻る許可を出そう。しかし必ずもう一度我が国に来ること。それが条件だ」
「それならばわかりました。必ず貴国に訪問致します」
やっと帰れることになった。一応簡単に隣国兵が見送りをしてくれた
「天使様また来てくださいね」「天使様の事は忘れません」
「天使様の銅像を作りますね」
等の声が聞こえた。……ちょっと待って、私の像はやめて欲しいのですが。
来た時よりも余裕が有り快適な帰り道……。隣国では肉体的より精神的に疲れた。
そして気付けば王城にまで到着!疲れてたみたいで帰りは寝ている時間が長かった。
そして簡単な挨拶も終わり王様に報告をすることとなった。
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