第64話 逃避
どう考えても分からない……結婚て何だろう。前世の悪い思い出しか思い出せないのが悪いのか……。
そうだ!こういう時は一旦考えないようにしよう。今なら有間地区の開発に集中でもしようかな?気に入ってくれた方も多いし貴族向けの宿泊施設を作ったら儲かるかな?収入が増えたら住民にも還元できるし。
と言う事で温泉付近に来たのだが、最初に聞かれたのが肉の事って。私は猟師ではない……が冒険者だからそんなに間違っても無い?まあそれは良いとして、この辺りで失敗したのは魔獣は食料と勘違いしている事だ。これは非常に危険だ。魔獣が出てきたのはこの前の一回だけだがこれからないとも言えない。
魔獣は一般的な兵士一人で一頭倒すのは難しいらしく、2~3人で攻撃しないと負ける事が多いと聞く。
工事中に襲われたら魔獣を食べるのではなく魔獣に食べられてしまうだろう。対策を近くで工事して居る人達と相談した。
「ここに魔獣が現れても俺達で守るから心配しなくていい」
「冒険者でもなく武器もない貴方達では魔獣相手を相手に戦えば怪我では済まないですし、建物は直せばいいですが、失った人間は戻せません。私が常時ここに居るのなら襲撃される前に倒せるのですが、呼び出しとで離れることも有ります。……地下に避難用の部屋を作りますので夜とか危険を感じたらそちらに逃げてもらえませんか?」
「私達まで守ってくれるのか?」
「領内の安全確保も私の仕事だと思っています。正直今は余裕が有るからできる部分も有るけどね」
「いい意味でですが変わった貴族様だね。一つ提案ですが年齢や怪我で退役した元兵士などを雇う事は出来ませんか?」
「ありがとう。出来ますが、一応理由を聞いても良いですか?」
「領内の若者で兵士や冒険者を目指している者も居ます。そう言った者を訓練したり魔獣の接近に警戒してもらうのにいいかと思って」
「そうですね。調べてみます。後無理に敬語使わなくてもいいですよ」
最後に「ありがとう」といって彼らは作業に戻って行った。
とりあえず中央市に戻ってゼファー様に……は聞きにくいから冒険者ギルドで聞いてみよう。
冒険者ギルドで聞いてみたら簡単に見付かった。住む所は此方で用意すると言ったらなのかは知らないが
希望者は多かった。そのうちギルドでもお勧めの数人を連れて現場まで魔法で向かい説明すると
「これが殲滅の魔女の魔法か!」と言われた。
なんか呼び方変わってない??
一応今回連れて行った人達は全員働きたいとの事だったので採用した。
しかし……私何か殲滅したかな?
今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。




