第57話 人口増加
思っていたよりも人が引っ越してきた。家と水は用意していたが食べ物が少ない。今まで魔法で収納していた食料は有るが、一人で食べるには多いが多数で食べられるほどの量はない。数日なら何とかなるがこれからの事も考えないと……。
温泉に入りたいだけだったのに……。
まあ住む許可を出した以上放置はできない。皆に聞いてみると現在数日分の食料しかもっていないらしい。
仕方ないので領地内の魔獣狩をすることにした。何人か解体できる人を集め、今手持ちの魔獣を出したが、やはり皆最初は魔獣は食べられないと思っていた。
私が肉から魔力を抜き食べてもらうと最初食べるのに少し時間がかかったが一口食べると美味しい事が分かり皆すごい勢いで食べて行った。一応魔獣をそのまま食べると美味しくなく体調を崩す可能性が高いので皆に「魔獣を食べる前は私の魔法を使うか時間をかけて乾燥させてから食べる様に」と言っておいた。
毎日夜は寮で寝ていたが、一応卒業扱いになっているのでカルミアと会ったりする以外は寮に居る必要もない。当初は学校近くに家を買おうと思っていたが領地も貰えたので温泉の近くに自宅を作ることにした。とりあえずすぐに住む家が欲しかったので、郊外の空き家を購入してい建物を魔法で収納し温泉の近くに運こび、土地を水平にするのに時間はかかったが無事に設置できた。
家が出来たので次の休日にカルミア、サザンカ、ローズマリーも呼んでお披露目パーティーをしてみた。他の二人は知っていたが、カルミアは迎えに行くと言っていたから近くに家を買ったのと勘違いしていたので驚いていた。
「カルミア何を驚いているの?」
「色々よ。男爵になるぐらいならツバキなら納得できるけど魔法で移動って何よ?この家ってここに有ったの?」
「魔法で移動しないと移動だけで数日かかるわ。魔力は大量にあるから今日日帰りでも大丈夫よ。この家はね中央市の郊外で売ってたのを建物だけ購入して運んできた。不動産の担当の人も土地は借りなくても良いと言うと驚いていたわ」(この国では土地は国の物なので土地を借りてそこに家を建てるのが普通でありその今ある建物だけを欲しいと言う事が初めてだった為)
「あなたは本当にいい意味で非常識ね……。他にもこの家に何か有ったりする?」
「他にか……この家のお風呂は温泉から直接お湯を引いてるわ」
それを聞いていたサザンカとローズマリーが喜んだ。
「お姉様この家で温泉に入られるのですか?」
「そうよ。少し工事して直接引いたわ。温度調整間違えたら熱湯が出て来るから気を付けてね」
それを聞いたカルミアが聞いて来た
「ねえ、温泉って何?お湯?」
今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。
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