第54話 王と会談
旅に出たいなと考えて準備していた時に、何故か、どこからかその話を聞いた王より手紙が来た。
内容は簡単に言うと、成人後に貴族になることと他国には行かないで欲しいということだった。
他国に行ってほしくないのはわかる。私が今国内で最高の魔法使いだと言われているからだろう。
まあ他国に行く必要はないからそれに関しては良い。だが正直私は貴族なんかにはなりたくない。
しかし、国には元家族が迷惑をかけたので嫌とも言いにくい……。
こういう時は楽しい事を考えよう!まあ現実逃避とも呼ばれるやつだ。
折角だし北市に温泉作ってみたいな。
その日から移動魔法を使い、日帰りで北市の山の中を探索し温泉の出る場所を探した。
基本温泉って山の中ってイメージが有ったがなかなか見付からなかったが、偶然山と山の間にお湯が沸いている所を見付けた。
場所が山と山の間に有ったので間有……なんか違和感を感じる……有間にしよう!
それからは有間に通い魔法で小さな小屋みたいなのを作り浴槽のようなものも作ったがお湯の温度が高すぎる為近くの川から水を引いたりで意外と時間がかかった。よく考えたら一人で作業したのが間違いだった。
温泉の小屋以外にも、小さな家のような物も作り宿泊できるようにした。
完成したのでサザンカとローズマリーも呼んで1泊した。移動は前回の戦闘でまたレベルが上がり魔力が増えたのし面倒なので魔法で移動した。
最初は温泉の良さを分からなかった2人だが、1度入るとその良さが分かりまた来たいと言っていた。
温泉は完成したがよく考えるとここって勝手に土地使っているがいいのかな?
山の中だし人が入った跡も無かったので建物を作ったが……。そうだ爵位の代わりに土地を貰えないか交渉してみようと思い王へと手紙を出すと直ぐに返事が来て一度会って話したいと書いてあった。
王様ってそんなに簡単に会えるかな?
まあでも呼び出されて行かないのは不味いので城へと向かった。
城に着くと何故か兵士以外が皆離れて行く。兵士たちは逆に凄く友好的だった。
そして案内されて王の所に着くと王と数人の人が居た。確か国の偉い人だったと思うがよくわからない。簡単に挨拶し話し合いは始まった。
「爵位の代わりに土地の権利が欲しいと聞いたが、どの辺りが欲しいのだ?」
「地図で言うとこの辺りの山の中です」
「山の中?街が欲しいのではないのか?」
「そうです。この辺りは誰も使っていないみたいでしたのでこの辺りに……そうだ魔法を練習したり農作物を作るのに土地が欲しいのです」
適当に理由を付けたがどうなるかな?
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