第51話 難しい戦い
その後も魔獣を倒し続けて旧自宅付近まで辿り着いた時に両親の姿を発見したが何か薬のようなものを撒いていた。
捕まえようと近付いたが見えない壁のようなものが有り近付けなかった。
「なんだツバキか、どうやってここまで戻って来た?」
「魔獣を倒して進んできたらここまで来れたわ」
「そんな事できる訳がないだろ……何か魔道具を使ったな?」
「魔道具?魔道具なんて高価で買えないはず……何処から盗んできたの?」
まさか盗んでは無いだろうが入手先が気になったから少し挑発気味に聞いた。
「盗んでいない。隣国の親切な人がくれたのだ」
親はやはり馬鹿だったみたいだ……。
「それで反乱でも起こすつもり?」
「違う。国からの使者が勘違いして危害を加えられそうだったから自衛のために使った」
「なら話を聞いてもらうためにこんなこと止めて」
「もう遅い。金を持ってるなら出せ。ここまで来れたんだ何か魔道具とかも有るだろうそれを売って他国に亡命する資金にする」
「残念ながら今何も持ってないし、有っても渡さないわ。お願い、攻撃はしたくないの。近くに兵士が居るから降伏して」
「何故有利なのに捕まる?やはりお前は馬鹿だな。親の言う事を聞かないなら魔獣の餌にでもなれ」
「もう諦めて。この付近の魔獣は殆ど倒したわ。もう逃げられないのよ」
「今は魔道具で守られているから誰も攻撃なんかできない。歩いて移動しか出来ないが近くの国にでも亡命する……」
「逃がさないわ」
火魔法で攻撃したが見えない壁に防がれた。
「無駄だよ。一人の魔法攻撃位なら簡単に防げる」
「なら2人分で」
魔力2倍で攻撃したがこれでも無理だ。魔力高めたら多分攻撃できるが両親も丸焼きになってしまう。
犯罪者で多分死刑になるだろうが生きて捕まえないと魔道具の入手元も分からない……と考えたところで人の命を簡単に奪えると思った事に驚いた。
仕方なく当たらないように強めの魔法を上空に向けて撃った。
見えない壁は破壊され衝撃で両親は吹き飛び上空では雲が霧散した……。
「これで生きて捕まえられる」と思わず言ってしまいそれを聞いた父は母を盾にしながら立ち上がりながら言った。
「こいつの命を助けたいなら撤退せよ」
「母を盾にするの?卑怯だとは思わないの?」
「俺が助かる為なら何でも利用する」
ずっと何も言わなかった母が言った
「ツバキが下がってくれたらみんな助かるのよ……。お願い下がって」
それに対しての答えは簡単だ
「もう近くまで兵士も来てるし、別に助けたいとは思わないのでどうぞお好きなように」
……何で両親は信じられないと言う顔をしてるのだろう?
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