表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/100

第5話 寮

自分で書いてて話が進まないと悩んでます

 「私はツバキです」

「どこかの貴族の使用人か?」

「失礼いたしました。ローズ伯爵家令嬢ツバキです……今はまだ」

「これは失礼した。私は寮長の6回生アベリアです。平民です」

「と言う事は最高学年ですね?アベリア様改めましてよろしくお願いしますツバキです。ご迷惑をお掛けするかと思いますがよろしくお願いいたします」

「いや、あの、私は平民だぞ。頭を下げないでくれ」

「高校内で平民も貴族も関係あるのですか?」

「一応平等となってはいるが……」

「私ではなく家の事でそうみられるのは嫌なので、出来ればツバキと呼び捨てにしてください」

「変わった子だね。分かったわツバキ。お互い仲良くしましょうね」

「よろしくお願いします。私の部屋何処か分かりますか?」

「2階の一番奥の部屋だな。5人部屋だが……使用人は1人か?」

「そうです。今から小さい部屋に変われますか?」

「いや、爵位や成績も加味しているので無理だな」

「分かりましたあとは……」

食堂、食事の時間、外出時間などを聞き、手洗い、風呂は各部屋にある事を確認し、自分の部屋へと向かった。自分で荷物を持って。

 

「お嬢様荷物は私が運びましたのに……」

「これだけしかない荷物を置いていく方が変よ」

「そういうことにしておきます。お疲れさまでした。これでこの部屋が6年間お嬢様の部屋になりますのね……」

「分からないわよ。途中で平民になるかも」

「それは、ない……ですよね?」


 後日学校が始まったが周りはなんか話しかけにくい感じばかりで誰にも話かけられなっかた……。

自己紹介ってないのね。

偶然帰りに一緒になった人が居たから話しかけた。

「あの私、ツバキと言います。同じクラスですよね?良かったら色々お話ししませんか?」

「私はツツジ男爵家のカルミアと言います。よろしくお願いしますね」

「一応私はまだローズ伯爵家です」

「これは失礼いたしました。あの、失礼でなければ一応と未だと言うのは?」

「大きい声では言えませんが私冒険者になりたいのです」

「それは言えないですね。あの安易に人に話さない方が……冒険者って野蛮だと……」

「まあイメージはそうですよね」

「怒らないんですか?」

「本当の事ですから」


 このあと話していると、私の部屋に遊びに来てくれることになった。

お迎えしたのはいいが荷物の少なさに驚かれた。

「使用人はお1人?荷物はこれだけですか?」

「そうなのよ。色々有ってね、カルミアにだから言うけど一の妹が病気でお金がかかってね、私には使いたくないらしいの」

「はい?養子とかではないですよね?あっ、ごめんなさいこんな事言って」

「両親の実の子のはずよ。そうだローズマリーなら知ってるよね?」

「お嬢様はご自宅で生まれましたよ。間違いなく実の子です」


 なんで嫌われたんだろ?あまり興味ないけどね。



ここまで読んでいただきありがとうございます。

もしよろしければ評価、感想など頂けると嬉しいです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ