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私は妹が嫌いなので政略結婚は妹に任せて私は冒険者になります!  作者: 神戸近区


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第49話 逃亡

 ゼファー様と会った数日後、王城からの使者が実家に向かって出発したとの手紙を貰った。

これでやっと実家の件も終わると思っていたのだが、予想外の事が起こった。


 手紙を貰った1週間程後にゼファー様が寮へと連絡も無しに来たのだった。

「何か有りましたかゼファー様?」

「緊急事態だ。皆で城に避難してほしい」

「分かりました。準備しますが、何が有ったのですか?」

「君たちの両親が王からの使者に対し攻撃して逃げ出した」

「こちらに向かってきているのですか?」

「いや多分確率は低いが可能性は有るので城に避難してほしい。下手に動くと君たちも捕まる可能性が有る」

「分かりました。すぐに向かいます」


 一応引っ越すことは想定して荷物の一部は収納魔法の中に入れていたので、残りの私物も全部魔法で収納しいつでも引っ越せるようにして城へと向かった。


 城内では一応形だけの取り調べは有ったが今回の逮捕には私が提出した証拠が多かったため疑われる事はなかった。しかし事情を知らない他の貴族から守るために呼んでくれたらしく、客室を二部屋貸しもらえた。


 城内での行動は一部エリア以外は特に制限もなく動けたのでサザンカやローズマリーと話をした。

「お姉様これからローズ家はどうなるのでしょうか?」

「普通に捕まるだけなら私が継いで終わったかもしれないけど、使者に対し攻撃したと言う事は王に攻撃したのと同じ意味になるわ。ローズ家はもう終わりでしょうね」

「あの……お姉様もし家族も処刑となるときはお姉様は絶縁してますので……」

「何を言ってるの?そうなったらこの国から逃げましょう。貴方を犠牲に生きるなんて出来ないわ」

「逃げられると思ってるのですか?」

「そうね。最悪移動魔法で逃げられるわ」

「移動魔法?そんな魔法使えるのですか?」

「使うのは使えるけど三人だと遠くへは無理ね」

「簡単に言ってますがそんな魔法使える人は他にはいないのでは?」

「なんか昔居たらしいのよ。だから覚えられた」

「お姉様と一緒ならどこに行っても生きられそうですね」


 そんな話をしていたらゼファー様が来た。

「君たちが住んでいた北市で大規模な魔獣の氾濫が起こって現在中央市に向かっているとの知らせを受けた。一応避難準備をしてほしい」

「現在の被害は分かりますか?」

「不明だ。軍と冒険者が向かってはいるが数が多すぎる為王都まで来る可能性が高いみたいだ。俺も参戦する。一応その挨拶も兼ねて来た」

「私も出ます!」

「駄目だ。許可できないし、王から許可も出ないだろう」



ここまで読んでいただきありがとうございます。

今後の展開の参考にもなりますので感想など頂けると助かります。

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↓の☆で評価を頂けると大変うれしいです。よろしくお願いいたします。

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