第48話 レベル上げ
話し合いから数日後の休日私とサザンカ、ローズマリーの三人で近くの弱い敵しかいないところにレベル上げに来た。
「ここでは私が攻撃して弱らせるから止めをお願いするね。多分数匹倒したら少し強くなると思う」
「本当にこんなことで効果が有るのか信じられませんがお姉様の事を信用しますね」
ここから多数の敵を倒した。久々に大量の小さな魔石を入手できた。
二人にも実感が有ったみたいで魔法の威力が上がってきてもうこの辺りなら一人で戦えそうな位強くなった。
「これは危険ですね。1日でここまで強くなれるなんて……」
「冒険者なら似た事をしてるわ。でも人数と倒した敵の数が違うから私達の方が早くレベルアップするのよ」
「これがレベルが上がるって事なんですね……実際に自分で強くなってるが自覚出来ます」
「普通はそんなにわかるほど1日では変わらないわ。今日は魔石の山が出来るくらい頑張ったからよ。今日はこれ位にして帰りましょう。明日は魔法の練習ね」
数回討伐に言っただけでサザンカは学校内での魔法の成績が上がった。
皆にどうやって成績を上げたのか聞かれたので素直に姉に教わったと言うと何故か納得された。
その状況を喜べない人も居た。もう卒業はしているが一応ツバキの婚約者となっているゼファーである。彼はツバキの周りが強化されているのはもしかしたら逃げ出すつもりでもあるのかと疑っていた。
悩んでも答えの出ない彼は直接聞くことにした。
次の休日に会えないかツバキに尋ねたら会えると返事が来たので二人で会う事にした。
当日
「単刀直入に聞くが何故サザンカとローズマリーの2人の強化をしているのだ?」
「何が有るか分からないから身を守る為ですよ」
「国外に行く予定とかは有るのか?」
「今の所学生だし国外に旅行に行く時間も無いです」
「正直に言うと国外に逃亡する気かと思ったぞ」
「まだサザンカは学校に入ったばかりよ。そんなことする訳ないし、もし他国に行くとしてもゼファー様には報告しますよ。色々助けてもらってますし、そんな恩知らずな事はしません」
「そうかよかった。もう君以外と結婚とか考えられなくなっているからな」
「何でですか?そこまで好かれる理由が分かりません」
「色々な意味での君の強さ、やさしさその他にも沢山あるぞ」
「わ、分かりました。ありがとうございます?」
「それと話が変わってしまうが、君の両親がもうすぐ逮捕される予定だ。これが最期だが本当に良いのだな?もうこれから先は止められないぞ」
「当然の事なので、そのまま続けてください」
今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。




