第37話 話し合い
読んで頂いてる方も私も楽しめる文章を目指しております。色々意見など有りましたら教えてください。
「それはいい人だと思うよ。でもいい人だから結婚って……そんな単純なものでは無いでしょう。それよりも今回の事が原因でゼフィランサス家の方から私達との婚約に反対される事は無いの?」
「全くない……とは言えないな。まあしかし元々俺の婚約者となれる人が居なかったのに、今は居る。少々の事は大丈夫だと思うがな……それよりやっと俺を婚約者と思ってくれたんだね」
「違うわ……一応仮の意味でよ。サザンカだって私が直接教えているから魔法も、まあ勉強も悪くは無いわ。出来たら今のサザンカには幸せになって欲しいのよ」
「お姉様、本当の事言うと今まで色々家の事で苦労を掛けたのでお姉様には幸せになって欲しいの。勘違いしないで欲しいのは、結婚が幸せって意味ではないですからね。お姉様が進みたい道が有るなら私は協力したいのよ」
「話に聞いていたよりいい妹みたいだな」
「何か変な物でも食べた?」
「あのね……私だって勉強してるの。特に魔法。そんな簡単に魔法を覚えたり魔力を増やしたりなんて出来ないわ。多分今この国で魔法に関して一番早く成長しているのはお姉様だと思うの。その魔法を覚えた理由が……私の病気を治す為って……。私は家と共に消える予定だったからお姉様には嫌な事しか言ってこなかったのに。そんな私を助けたいって。それに対して私には今返せるものは無いの。だからお姉様の為なら今の私は何でもできそうな気がする」
「サザンカ!ありがとう。でも今は自分の勉強とかを頑張って。貴方が無事に成長してくれることが嬉しいから。そして両親から離れたら成績が上がったと思われる事は私の方が正しいと評価される事になるわ。でもね成績より一番大切な事はサザンカが楽しいかどうかよ。人になんか強制したりされたりは良い気がしないからね」
この日は色々話し合った。ゼファー様はまだ婚約を諦めては無かった。それに対して嫌だと言う気持ちはなかったが、貴族と言う物にも嫌悪感が有る。そんな面倒な物より実力で上がって行ける冒険者の方が分かりやすくていいと。運動不足にならない為、毎朝起きたら体を動かしている。
翌日目覚めて朝の運動をしていたらサザンカに声を掛けられた。
「お姉様朝から訓練ですか?」
「そうね。体って動かさないと大切なときに動けなくなるから」
「その短い剣も練習するのですか?」
「するわよ。最後のお守りみたいなものね」
「?お姉様って魔法で攻撃しますよね?なんで剣なんて必要なんですか?」
「敵が複数で近くまで来たら必要になるかもしれないわ。今の所は出番無いしこれで倒すのは難しいと思うけど発動までの時間稼げたら良いのよ」
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