第28話 扱いの変化
食事も終わり良い時間になったので解散して寮に戻った。彼らはパーティーの名前を正式に雪月風花にするらしい。これからはギルドに手紙出せば連絡も取れるようになった。当分の間はここの近くで活動するらしい。週末とか休みの時は合流しようと約束もした。
翌日普通に起きて学校に向かったが昨日の教室でのゼファー様の発言で今日から何言われるかわからない。とりあえず普通にいつも通り挨拶しようか。
「おはようございます」
「ツバキ嬢おはようございます」
嬢って何だよ……。
「あの、いつも通りに呼んで頂けると」
「わ、分かりましたツバキさん」
「ありがとう」
自分がいつも使っている座席に座るとクラス内の半分以上がこちらの様子を観察している。
なにこれ……。なんか学校来ただけで疲れたのですが。
カルミアが来てからはカルミアと話すことで現実逃避したかったがカルミアからも色々聞かれた。
「婚約者が有名だと大変ね」
「まあそうね。それが有るから黙っていたのだけど」
「まあいずれどこかから話は出ていたと思うわよ」
「貴族が多いのですからこのクラスでももう既に婚約してる人も多く居ますし」
「だから変に聞かれたりが少ないのね」
「相手が上位貴族なのも有るわよ」
「そうねうちなんていつ無くなるか分からない伯爵家ですものね……」
「妹さんの事も色々有るようですしね」
「そうね……学校に逃げられたと思ったら今度は婚約者か……運が悪いな」
その時突然近くから声が聞こえた
「婚約が運が悪いですって?それも相手はゼファー様なのに……何調子に乗ってるの?底辺伯爵家の令嬢ごときが」
「気分を悪くしたのならごめんなさい。私は相手が誰であっても今は婚約とか考えられないってだけだから」
「そんな言い訳通じると思ってますの?そうだゼファー様に言いますわ。これを聞いたらどう思われるでしょうね?もしかしたら婚約解消とか……」
「本人も知っているのでどうぞ。しかし人の話を盗み聞きして脅すような事を言うのはどうかと思いますわ。でも貴族らしいと言えば貴族らしいかも」
「馬鹿にしてますの?本気でゼファー様に言いますね」
「先ほども言いましたが、すでに御存じなのでどうぞ」
盗み聞きしていたクラスメイトは走って教室を出て行った。
「廊下は走ったらダメなのにね」
「落ち着いてるのね」
「まあ事実を伝えてあるのに今更……でもこれで婚約解消になったら逆に助かるかも」
「まあ今のツバキらしい発言ね。ある意味このクラスの女子と利害は一致しているのかも」
上位貴族との婚約は嫉妬されるのかな?
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