第21話 一旦合流
「婚約してる相手って当然貴族の方ですよね?」
「そうですよ。俗に言う上級貴族っていう方です」
「結婚は望まれていないのですか?」
「今は、別に家族の問題が有りまして、結婚とか考えたくないのです」
「そうなのですね。他国の方との結婚とかはどう思われます?」
「本人同士が良ければいいのではないですか?私ならこの国から離れるのは嬉しいですが」
移動しながらも話した。この国に来るまで2年以上かかったらしい。
「旅費とかは極力現地で稼いできたので時間が余計にかかったのです」
「それは大変ね。今までの国ではいい人居なかったの?」
「居ないですね。この国は人も多そうですし出来たらゆっくりしたいです」
「何か大変ね。私この辺りに数日間居る予定なんだけど良かったら明日とかも一緒に探索しませんか?」
「いいのですか?私たち自分達で言うのも変ですが敵かも知れませんよ」
「まあそんな間抜けな敵さんならもう攻撃してきてるでしょう?」
「まあそうですね。こちらとしても現地の方と仲良くできるのは嬉しいですし。出来れば国同士も仲良くしたいものです」
「もうすぐ着きますので明日の朝8時位に集合しませんか?」
「分かりました。ではまた明日。楽しみにしています」
戻って来たツバキはローズマリーと今日の事を話した。
「ならお嬢様何か有ったらそのカゼ様と結婚したら良いではないですか」
「何で相手がどう思うか考えないの?そんな状態でも私みたいな冒険者と結婚なんて……」
「そうですか?お嬢様は何でも自分で覚えようとしますし良いと思うのですが」
「まあそれは人によって違うから分からないけど。私が結婚したらローズマリーはどうするの?」
「今の所良いお相手も居ませんしどこまででもついて行きますよ」
「なんか嬉しいような悲しいような……」
「私はお嬢様と一緒で嬉しいですよ」
翌日朝から合流し昨日の魔獣をどうするかの話になった。
「昨日の魔獣預かってますがどうします?途中で食料にするのがおすすめですが」
「魔獣を食べるのですか?」
「私が少し手間をかけたら食べられますよ。今まで食べた事は?」
「「「「有りません」」」」
「?そう言えばあった日に肉渡しませんでした?あれそうですよ」
「嘘……普通の肉の味でしたよ」
「というか普通のより美味しく感じた……」
「美味しかったですね。あれが魔獣の肉?」
それぞれ少し異なっていたが皆美味しかったみたいだ。良かった。
「あれは肉に少し加工してますので普通は魔獣の肉を食べたらだめですよ」
あれはお金ない私みたいな冒険者の味方よ
今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。




