第18話 捨てればよかった
手紙を読んでみたが、結婚についてだった。
両親曰く
”今回の婚約の話は優秀な我がローズ家と繋がりたいと思うゼフィランサス家の思いであり、ツバキ個人とは関係ない。優秀な妹のサザンカとの結婚を望んでいるが病気の為結婚できるか分からない。その代理としてツバキでもよいと言ってくれているので、向こうから何か望みが有れば必ず言う事を聞く事。この結婚は現在少し妹の治療費で苦しい我が家が復活できるチャンスである事。もし何か有れば責任を取る事。
と書かれてあった。馬鹿かな?もう縁切るって家出る時言ったはずなのに……。後この婚約の話がかなり変わってしまってるし。
この手紙の内容ならゼフィランサス家が我が家との政略結婚を望んでいると言う事になる。
そんな訳ないがまあどちらにしても私は結婚する気は無いし、妹を早く治療してゼファー先輩と結婚でもしてもらおう。
ローズマリーとも話してゼファー先輩にもこの手紙を見せる事となった。我が家の恥だが何か有った時早く動けるように。
学校でゼファー先輩とも話したがやはり事実ではなかった。
「ローズ家なんて別に要らない」と……。
「そうですよね。わかります」と答えるしかなかった。
「一応ローズ家ってこういう家なんで何か有ったらこの手紙を証拠として提出してもいい」と伝えておいた。
「家の事本当に嫌いなんだね」と言われたが
「好きになる要素ありますか?小さい頃はここまででは無かったのですが……。サザンカの病気が分かってからおかしくなりましたね。サザンカが治ったら皆普通に戻ってくれるのかな?」
先輩は微妙な顔をしていた。
現在初球の回復魔法を覚えたが、サザンカを治すには最上級の回復魔法が必要だろう。これはレベルアップするしかない。
その為にはより強い敵を倒す必要が有る。パーティー組んだ方が安全だが経験値が分散されるので時間がかかる。まだ経験値10倍が有効な間は一人行かないと時間がない。
今日は学校休みなのでまた狩りに来た。ここは初心者から中級者向けなので基本的の数も多い。
一人で耐えれるかな?視界の悪い所には不意打ちが怖いから行かないようにしよう。
その考えは相手からしても発見しやすかったらしく複数の魔獣が寄って来た。
ここで新しい魔法を使ってみた。相手の上に先が尖った石を作り落とす。当たるか不安だったので数は多めに。
こうかはばつぐんだった。簡単に倒してレベルアップ出来た。でも前回の蛇の件も有るし油断はしない。
今日は大量のお肉だ。これで当分肉に困らないと少し気が緩んでいたが無事に帰れた。
今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。




