第11話 婚約なんて不要です
タイトル忘れてました。誤字も修正しました。
「その先輩がどうかしたのですか?」
「分からないか?辺境伯は戦える人を欲している。そして君の魔法は強い。強いだけでは困るのだが調べてみると君に実家は伯爵家。この上ない相手だと言う事になり、当人も会いたがっている。なかなかいい男だぞ。とりあえず婚約だけでも決めておけこんな機会ないぞ」
「辞退させていただけませんか?」
「……何故だ?」
「私には妹を助けると言うしないといけない事が有りますので」
「何故妹を助ける?」
「現状我がローズ家は妹の病気の治療に大金を使い、予算が有りません。両親も長く生きれないと言われている妹を助けようと必死なのです。もし私が結婚したら金の無心をされる事は間違いないかと。私としては冒険者となり妹を助けるための薬や魔法を探そうと思ってます」
「貴族の娘が冒険者に成るより婚約者に資金を出してもらう方がいいのではないか?」
「毎月多分結構な金額を要求してきますよ……あの親はそう言う人です」
「とりあえず、どちらにしても会ってみてくれないか?ここで意見を言っても伝言することになるだけだし」
「そうですね。お断りするにしても直接の方が話が早そうですし」
「では呼んでくる。多分教室に居る筈だ」
「こちらから向かいましょうか?」
「教室で婚約の話すとかできないだろう」
「そうでした。お待ちしておきます」
数分後一人の長身で鍛えてそうな男の人を連れた校長が戻ってきた。
「初めまして1回生のツバキと申します」
「私は3年のゼフィランサス辺境伯家のゼファーだ。君が噂の……見た目では分からないな」
「申し訳ありませんが今回の話はなかったことにはできませんか?」
「出来なくはないがしたくはない。私も事前に聞いていなければ分からなかっただろう。貴女の魔力は普通の魔獣と比較しても非常に多い。私が恐怖を感じるなんて……生まれて初めてだ。」
「そんな危険な女を近くに置くと命が危ないのでやめておきましょう」
「いいなその力が有るのに求めないと言うのは。それほど私が嫌いか?」
「好きも嫌いも有りません。私が現状結婚など考えてはいない……これは話しにくい身内の恥なのですが現在妹の病気で我が家は経済的に良くない状況です。そこで私が結婚となると必ず金の無心に来ることになるかと。それも1度や2度ではないはずです。彼らは私を家では不要な者と考えているので、出来るだけ金と引き換えにしたいと来る筈です。これは言いたくなかったのですが、実は私は冒険者に成る予定なのです」
「冒険者だと?出来ると思っているのか?」
「準備はしております」
「だから結婚は無理と?」
「そうです。折角のお声がけいただきましたが……」
「いいなそれ。俺も冒険者やってみたい」
「はいっ?」
この人大丈夫か?まあ私も人の事言えないが
今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。




