第六話 ◯◯操術
「私の特殊能力は『地盤操術』。私の手にかかればあなたなど瞬殺です。さっさと死んで私の確保者減らしを助けてください」
くっ、、。助けるってそういう意味だったのか、、!
「すまんがそういうわけには行かないんだ」
俺は名刀『酷祓』を抜き出し、小町に斬りかかる。だが寸前のところで避けられた。
「知ってます?地盤操術はこのような使い方もできるのですよ」
そう言うと、小町の地面が上がり、木よりも高いところから俺を見下した。
「どうです?これじゃあなたの攻撃は届かないでしょう?早く降参してください」
俺が立っているところの地面が割れた。
「うわぁぁぁぁあぁぁ!」
一体どこまで落ちるのだろう。俺は生き残るためにできることを考えた。、、、。そうだ、まだ『身体強化』は使えたはずだ。どこか足場も見つけれたら、そこに降りて飛べばあいつのところまで届くかもしれない。
「足場、、あった!」
俺は何とかその足場に足を乗せると、小町のところまで飛んだ。
「交渉決裂だ」
俺は小町を斬り、小町は散った。
ーーー 一方その頃 ーーー
「ふふ、ふふふふふ、、、。この特別特殊能力があれば、『情報操術』があれば、、!優勝はこの足利義満のものだ、、!」