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第四話 強制総則

安倍晴明、、。十二天将で知られる最強の陰陽師。専従目(せんじゅうもく)式神(しきがみ)は聞いたことがないが。

天災獣(てんさいじゅう) 那陰(なくら)

巨人だ。異形の巨人まで従えているのか、晴明は。

「どうした、攻撃しないのか?」

清明が嘲笑う。くそっ、攻撃を避けるので精一杯なんだよ、、!

「駄目押しだ」

駄目押し、、?まさか、、!

「十二天将 朱雀(すざく)

炎鳥が俺を焼く。

「ぐぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁああぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁ!」

丸焦げになった俺は、地面にうつ伏してしまう。

俺が死なんとしていたときだ。いきなり目の前の朱雀が消える。龍も、那陰も。何が起こったんだ。

「この時を、ずっと待っていた。」

ずっとしゃがみ込んでいた青年が晴明の方に歩いていく。

「お前が、油断する時を。朱雀にあいつを任せただろう。その時点でお前は勝ちを確信し、油断した。そこで、俺のピストルでお前を撃った。油断しているお前には当然当たらないわけがなく、お前の心臓を貫いた。残念だったね。こんな俺に殺されるなんて」

「ふっ、殺される、か、、。いいか、次は、俺がお前を殺す。そこのお前もだ。次は、かならず、、」

清明が散った。青年が俺のところに駆け寄ると、俺に手を当て、

「『超回復』」

青年の特殊能力なのだろう。俺の体は戦闘前の元気な姿に変化した。

「良かったです。生きてて、、。あ、俺の名前は坂本龍馬って言います!」

「そうか、俺は織田信長だ」

「信長!?信長って、あの信長!?」

「?ああ、そうだが、、。知っているのか?」

「知っているも何も、超有名人っすよ!一部の地域では英雄として崇められていますよ!」

そうなのか、、。少し照れるな、、。


〈運営からのお知らせ〉

これより、強制総則(ルール)を導入します。

①これより確保者(ハンター)が放出されます。

②確保者に確保されると失格となります。

③確保者を消すためにはバトルロイヤル参加者が失格する必要があります。1人の参加者につき1人の確保者が消えます。


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